初心者がWebライティングを行うにあたって、もっとも基本的なルールは技術以前にやってはいけないことを理解することだと思います。その観点で、もっとも基本的なルールについて考えてみました。
Webライティングを行うにあたって
ライターとして収入を得ようと思うのであれば、知っておくべきことがたくさんあるはずです。これからライティングを行うにあたって必要と思われる知識を整理してみたいと思います。
私自身、初心者Webライターとして、サイト制作者として学ぶべきことは多くあります。自身の勉強がてら、今後ルールとして守って行くべきことを整理してゆきます。最終的には自分自身のガイドラインとしてければ良いと考えています。
一番基本的なことは?
何を書くか、技術がどうこうという前に、一番大切なことは何か。そう考えた時に一番の思い浮かぶのは、これです。
どのような記述が人の気分を害するのか。端的に言えば、ネガティブなこと、否定的なことが書かれているのを目にする時ではないでしょうか。
自分の好きなものが悪く言われる、あるいは大事にしているものを貶められれば、あまり良い気分にはならないはずです。
何かの比較を行って、その結果を記述しようとする場合、良くないという方にネガティブ表現を使用してしまいがちですよね。
機能面の有無など、事実としての記載は良いですが、一方を良くないと決めつけるような記述は避けた方がよさそうです。自分とは異なるものを好む人が必ずいるということを忘れずにライティングを行いましょう。
他のWebサイトの参照
Webライティングを行うにあたって必要な作業は調査です。調べものとなれば、一番良く使われる方法はWebサイトの検索です。
必要な情報を別のWebサイトで見つけた場合、そのものをコピーするのは当然禁止です。
では、どうすればよいのでしょうか。
基本的には、書かれていることを自分なりに理解し、自分の言葉で表現をすればよいと思います。
著作権関連の法律で保護されるのは表現であって、そこに書かれている事実やアイデアではありません。この為、表現をまるごと持ってくるコピペとは異なり、自分なりの表現で記述をすれば問題はありません。
とはいえ、参考にさせていただいたサイトの管理者への敬意は忘れずに。参考にしたサイトの管理者さんに不利益となるような記述は避けましょう。
事実と推測の区別
調べた結果が事実かどうかを確認するのはどうすればよいでしょう。
Webサイトに載っている事柄がすべて事実かどうかは分かりません。ジャーナリストであれば、自分で直接取材を行うか、情報のソースに直接あたるという方法で事実を確認できると思いますが、たいていのWebライターには、なかなかそこまでできません。
取りうる方法はなるべく確からしさを高める、でしょうか。確からしさを高める方法としては、なるべく法人の発信する情報を利用するのが良いでしょう。
個人に比べれば、組織内での責任もあるため、正しい記述がなされている可能性が高いものと思われます。
また、推測を述べる際には、事実と区別をして表記をするべきでしょう。
時折、情報の発信を急ぐあまり、事件の犯人とは無関係の人が犯人呼ばわりされてしまうといった事件が報道されます。
不特定多数の人が見る可能性があるWebの記事であれば、慎重な記述を心がけるべきですね。
マナーを守る
家の外で出会った人と言葉を交わす時に、いきなり友人や家族に接するような話し方はしないですよね。初めてあった相手に乱暴な言葉を使われれば、あまりよい気持ちはしないものと思います。
サイトの種類にもよりますが、やはり丁寧な言葉で記述した方がよいでしょう。
もちろん、気心の知れた仲間が集うようなサイトであれば、フランクな表現も問題ないと思います。日常生活と同様にTPOが大事ということでしょうか。
まとめ
まずは技術以前の段階で重要と思われることのみ書きました。
とにかく重要なのは、誰に見られても恥ずかしくないと思えるページを制作することなのだろうと思います。
技術についても、別途、まとめを行います。
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