クオールホールディングス(3034)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★★☆
・保有株数、継続保有期間により使える金額は変化します
・権利確定は年1回、3月のみ
・主な事業は調剤薬局事業と製薬関連業務の受託事業
・業績は好調で今期は増収・増益
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
2.56% | 2.39% | 4.96% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 11万7,000円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 11万7,000円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:1,170円。予想配当金:1株あたり28円。優待品:3,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年6月15日)
クオールホールディングス(3034)の株主優待
クオールホールディングスの株主優待は、自社プライベートブランド商品を中心とした商品を選べる、カタログギフト。
カタログギフトで利用できる金額は保有株数、継続保有期間によって異なります。
保有株数 | 継続保有1年未満 | 継続保有1年以上 |
100株以上500株未満 | 3,000円相当 | 5,000円相当 |
500株以上 | 5,000円相当 | 7,000円相当 |
継続保有期間1年以上なら、単元株保有でも優待利回りは4%を超えてきます。カタログギフトに載っている商品は、青汁やビタミン商品など健康系のモノや食材が多くあります。
そういった方面に興味がある方であればお得な銘柄ですね。
クオールホールディングス(3034)株価・業績・状況
会社概要
クオールホールディングスの設立は1992年。従業員数は5,366名(2020年3月時点)。主な事業は、調剤薬局事業とBPO事業の2つの事業で構成されています。
BPO事業とは製薬企業等の研究開発から販売までの業務プロセスを外部企業が受託するサービスですが、売上の規模は調剤薬局事業の10分の1ほど。ただし、利益率でも見るとBPO事業の方が少し高めになっています。
あまり一般消費者向けに名前の出る会社ではないため、知名度は高くありませんが年間売り上げ1,000億円をこえる規模の大きな会社です。
業績
業績は安定しています。2020年3月期決算は増収・増益。
売上高ベースでは会社予想を下回りましたが、営業利益、経常利益ベースでは会社様相を上回っています。
売上高の増大は主にM&Aによる店舗の増加が寄与してしていますが、実収益も増加できています。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.3 | 131,502 | 6,865 | 7,065 | 4,353 | 128.4 | 24 |
連18.3 | 145,516 | 9,091 | 9,333 | 4,986 | 141.2 | 28記 |
連19.3 | 144,783 | 7,050 | 7,208 | 3,908 | 101.7 | 28 |
会20.3予 | 170,000 | 7,600 | 7,600 | 4,050 | – | |
連20.3 | 165,411 | 7,733 | 8,024 | 4,067 | 107.23 |
株価
株価の方はほぼ横ばい。2018年末-2019年初に大幅な下落に見舞われたあと、下降傾向が続いています。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)は13.42倍、PBR(純資産倍率)が1.09倍(2020年6月15日時点)。
株価の調整が進んだことで、指標的にもほぼ適正範囲内まで戻してきた状況です。今後も従来並みの成長路線が続くのであれば、現時点の株価は割安と言っても良いかもしれません。
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