国内最速という謳い文句のGMO Conohaを使ってみました。特徴的なのは、サーバー費用が月額固定ではなく、時間単位で課金されること。もちろん、課金上限額は決まっている為、どんなに利用しても上限金額を超えることはありません。
なぜConohaを使ってみようと考えたのか?
私は、今メインで使用しているサイト(当サイト)以外で、もうひとつサイトを持っています。将来的に構築しようと考えているサイトがあり、その為に用意したものですが、手が回らず、一旦契約を解除しようかと悩んでいました。
使った分だけの課金であれば、もうしばらく放置しておいても問題がなさそう。さらに高性能というのであれば、願ったり叶ったりです。
思い立ったが吉日という分けで、まず申し込みを行ってみました。
Conohaの特徴
サイトで確認する限りConohaの特徴としてあげられるのは以下の5点でしょうか。
2.従量課金(上限あり)
3.サーバトドメインの一括管理
4.VPSを利用可能
5.Windowsサーバが利用可能
ブロガー、あるいはライターとして使用するのであれば、一番重要なのは、1番の高速性でしょうか。利用頻度の限られるユーザーさんにとっては、従量課金もありがたいですね。
3のサーバドメインの一括管理は、CohoHaでドメインの取得から、DNSの設定管理までを行えるというものです。
最近のレンタルサーバでは、同様のことをできるサービスも多いので、それほど目新しいものではありません。
ただ、実際に使ってみるとインターフェンスが洗練されているせいか、使いやすく感じました。私の場合、既存のドメインのDNSを移管したので、ややイレギュラーな作業と思われますが、ガイドに従うことであまり悩まずに行うことができました。
実際に使ってみた感想
一番の目玉の速度に関しては、正直よくわかりません。おそらく、早いのだろうとは思います。
ConoHaに移行した私のドメインは、もともとあまりアクティブに利用していたドメインではないため、同時アクセスによる高付加負荷などはあまりありません。
また、ベンチマーク計測でも良い結果が出ることは出るのですが、もともとコンテンツも少なく、外部リンクもほとんど貼っていないサイトの為、早くて当然のところはあります。
このあたりについては、もう少しコンテンツをリッチ化した後に、別途レポートさせていただきたいと思います。
先ほども少し書きましたが、ConoHaのコンソールは使いやすい上に高速で好感が持てました。
シンプルで見やすく、高速で画面遷移する為、ストレスを感じさせません。また、無料SSLの登録設定も行いましたが、.htaccessファイルを操作する必要もなく、クリックだけで完了できます。
サーバファイル関連の操作は、失敗すると影響が大きいだけに、触らないで済むのは、素人としては助かりますね。
利用をおすすめするユーザー像
どのようなユーザであってもおすすめできるサーバであると感じましたが、特に以下のような方には良いかもしれません。
コンピュータの苦手な方
コンピュータというよりも、サーバやネットワークの苦手な方でしょうか。前述した通り、コンソールやガイドが優れているため、あまりサーバ環境に詳しくない方でも、安心してセッティング、利用ができそうです。
詳しい方には分からないかもしれませんが、苦手な人間にはサーバとネットワークには不信感しかなく、何をするにも不安でいっぱいになりがちです。
ビジネス用途
私自身は利用していませんが、VPS環境の利用も可能でキャパシティも大きいということであれば、ビジネス用途としても十分に利用可能と思います。
EC-CUBEも簡単にインストールできるようになっている為、ECショップにも向いているものと思います。
ただ、私自身はビジネス利用にあたっての十分な評価基準を持っていない為、利用にあたっては、別途慎重にご検討されることをおすすめします。
システムトレーダー
システムトレードにWindowsサーバは必要不可欠です。
FXで有名なシステムトレードツール・MT4などもWindows上で稼働しますし、他にもコンジューマ向けの主要なトレーディングツールの多くはWindows上で稼働します。
VPSがあるのであれば、そこにWindowsをインストールする方法もありますが、ConoHaの場合、最初からWindowsサーバが利用できるようなので、利用にあたっての手間が緩和されます。
最後に
私自身、まだ使い始めたばかりの上、あまり大きな負荷をかけた稼働をしていない状況ではありますが、過去に使ったレンタルサーバの中では、よい印象を持っています。
もう少し使い込んだ上で、別途レポートを行いたいと思います。
ご拝読、ありがとうございました。
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