アウトソーシング(2427)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★★
・優待権利取得は100株以上
・権利確定は年1回(12月)
・保有株数によりもらえるクオカードの額面up
・主な事業はメーカー生産ラインへの人材派遣など
・最近の業績は好調もコロナショックは直撃か。
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
2.48% | 6.68% | 9.16% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 4万400円程度 |
決算月 | 12月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 4万400円程度 |
優待権利確定月 | 12月 |
※株価:404円。予想配当金:1株あたり27円。優待品:1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年3月23日)
アウトソーシング(2427)の株主優待
アウトソーシングの株主優待はクオカードです。
株主優待権利確定は年1回、12月のみ。発送は3月頃に行われます。
単元株(100株)の保有から優待を受け取ることができますが、もらえるクオカードの額面は保有株数に応じて異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上500株未満 | クオカード1,000円分 |
500株以上5,000株未満 | クオカード2,000円分 |
5,000株以上25,000株未満 | クオカード3,000円分 |
25,000株以上 | クオカード4,000円分 |
株主優待って、普通は個人株主の長期保有を期待して設定されるものだと思いますが、25,000株以上という設定は必要なのでしょうか?
個人で25,000株を持つ人もいないことはないでしょうが、そういう人は優待狙いなんて考えずに普通に投資家として収益を狙いそうですが。
アウトソーシング(2427)株価・業績・状況
アウトソーシングの設立は1997年。主にメーカーを顧客として、人材派遣、請負業務などを行っています。総社員数86,020名(2019年12月末時点)。大企業です。
ここ数年の業績は、世の中の人手不足も背景に大きく業績が伸びています。売上高、経常利益とも2桁のペースで増収・増益が続いています。
ただしコロナショックによる世界的なサプライチェーンの寸断や、消費の低迷による工場生産ラインの停止、一部閉鎖などのニュースも伝わってきますが、これらが今期以降の業績にどのように影響してくるかは、未知数です。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
2017.12 | 230,172 | 11,360 | 10,395 | 6,180 | 62.5 | 19 |
2018.12 | 311,311 | 15,073 | 13,037 | 7,696 | 71.4 | 21 |
2019.12 | 361,249 | 15,501 | 13,478 | 8,336 | 66.4 | 24 |
2020.12予 | 420,000 | 21,000 | 19,200 | 11,200 | 89.0 | 27 |
チャートを見ると2018年に一気に2,000円オーバーまで上げたところから長め調整中の局面でコロナショックにぶつかる形に。
指標で見る限り割安感は高い銘柄ですが、リーマンショックの時の派遣切りも大きな社会問題となったことから、今回も企業業績に対する警戒感は出ているようです。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が4.71倍、PBR(純資産倍率)が0.87倍(2020年3月24日現在)と格安水準です。
もちろん、現在想定している利益水準はコロナウィルスの影響が考慮できていないので、おそらくPER的にはもっと高くなるでしょう。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 増収増益基調 |
配当 | 増配基調 |
株価 | 割安 |
参考資料
コメント