養命酒製造(2540)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★☆☆☆
・優待取得には100株以上の保有が必要
・継続保有期間3年超で優待内容がupグレード
・権利確定は年1回(9月)
・主な事業は養命酒の製造販売の他、食品事業も手掛ける
・最近の業績は安定
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.77% | 2.04% | 2.81% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 19万6,000円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 19万6,000円程度 |
優待権利確定月 | 9月 |
※株価:1,960円。予想配当金:1株あたり40円。優待品:1,500円(100株)で計算しています。(算出日:2020年4月2日)
養命酒製造(2540)の株主優待
養命酒製造の株主優待は、自社製品詰め合わせです。
株主優待の権利確定日は年1回、9月のみ。
株主優待は単元株(100株)以上でもらうことができますが、保有期間によってもらえる優待内容がアップグレードします。
継続保有期間 | 優待内容 |
3年未満 | 1,500円相当の自社製品 |
3年以上 | 3,000円相当の自社製品 |
養命酒製造(2540)株価・業績・状況
養命酒製造の設立は1923年。歴史のある会社ですが、社員数は271名(平成31年3月時点)とけして大きな会社ではありません。主力商品は、もちろん養命酒。
のど飴や甘酒など、養命酒以外の酒類、食品の製造販売も行っていますが、なかなか養命酒以外の商品の看板商品は難しいようですね。
ここ数年の業績は、横ばい。2017年の業績が良かったため、2017年を起点とした下降傾向とみることもできますが、むしろ2017年が好業績過ぎたが、そこから巡航速度に戻ったとみた方が良いように思います。
今期決算となる2020年3月期は、第三4半期までの経常収益が676百万円。このペースで残りの四半期を超えると800後半から900前半の年間経常収益となりそうです。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
単17.3 | 12,276 | 1,657 | 1,963 | 1,368 | 99.8 | 40 |
単18.3 | 10,655 | 520 | 829 | 1,615 | 117.7 | 40 |
単19.3 | 10,523 | 558 | 876 | 686 | 50.0 | 40 |
会20.3予 | 11,120 | 600 | 920 | 720 | – |
チャートでみると、おおむね2,000円~2,500円のレンジ内で推移しています。2017年には好業績を背景に2,500円を試す動きもありましたが、その後は戻されて再び2,000円付近に。
2020年2月下旬以降は、新型コロナウィルスの影響で、株式市場は急落しますが、養命酒製造はそれほど大きな影響を受けていません。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が42.79倍、PBR(純資産倍率)が0.67倍(2020年4月2日現在)とPERベースでみると割高、PBRでみると割安と言えそうです。
ざっくりと言えば、歴史のある会社なので、資産の積み上げは進んでいるものの、収益力は大きくないが、収益自体は比較的安定していると言えます。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 適正 |
参考資料
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