文京区の初詣ならここ!文京区の神社仏閣

地域

文京区の初詣のおすすめスポットを紹介します。江戸時代から多くの人がいた地域なので、神社仏閣もたくさんあります。初詣以外でも、散策や御朱印取得などで巡ってみてはいかがでしょうか。

神社

私的には初詣と言えばお寺よりも神社のイメージがあります。と言っても、お寺に初詣というのがおかしい分けではありません。

近代の一時期を除けば、神仏合祀は普通ですし、そもそもそんな面倒なことはあまり考えないですよね。

湯島天満宮


湯島天神公式サイト

通称、湯島天神。菅原道真様があまりにも有名な湯島天神ですが、もともとの御祭神は、天之手力男神(アメノタヂカラヲ)様とのこと。

有名な天照大御神の天岩戸神話で、天照大御神が岩戸から顔をのぞかせたところを引きずり出したのがこの神様だそうです。

とはいえ、有名なのは、やはり菅公こと学問の神様・菅原道真様。受験生、または身内に受験生を抱えていらっしゃるご家庭では、一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

初詣だけではなく、2月の梅まつり、5月の例大祭、11月の菊まつりなど、1年を通じて多くの祭りが開かれます。

屋台もたくさん出ているので、そぞろ歩きをするだけでも楽しいですよ。

旧岩崎庭園、不忍公園なども近くにあるので、散策のついでに訪れてみるのも良いかもしれません。

 

根津神社


根津神社公式サイト

古くは根津権現と言われ、江戸の昔から庶民にも愛された根津神社。東京十社の内の一社でもあります。

境内は広大で、乙女稲荷神社、駒込稲荷神社の末社などもあり、ぐるりと一周するだけで、そこそこ時間がかかります。

初詣の参拝客はかなり多く、大きな境内を超えて鳥居の外まで人が並びます。初詣でお出かけであれば、温かい恰好をして参拝に行くことをおすすめします。

初詣以外の時期では、4月から5月にかかえて行われる、つつじ祭りがおすすめです。境内には小高くなった丘のような地形があり、その丘の上がつつじで満たされます。

谷中が近く、境内を出ると下町情緒あふれる街並みが続きます。

谷中の町は毎日が縁日のようで独特の活気があります。有名な食べ物屋さんなども多くある(駄菓子っぽいものが多いですが)ので、根津神社参拝の折には、そちらの方まで足を延ばしてみるのも良いかもしれません。

 

白山神社


文京区 白山神社紹介サイト

旧称は白山権現。こちらも東京十社の一角を占める由緒正しき神社です。

御祭紙は、菊理姫命(くくりひめのみこと)、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)。

イザナギ、イザナミの2柱は記紀の国釣神話でも有名ですね。菊理姫命は、加賀・白山比め神社をはじめ、全国の白山神社に祭られている神様とのことです。

場所は三田線白山駅からすぐ近く。アクセスも良い為、初詣にも行きやすい場所にあります。

初詣以外では、6月に開かれる紫陽花まつり。紫陽花まつりと言えば、鎌倉が有名ですが、東京の紫陽花まつりと言えば、ここというくらい定番です。

紫陽花の季節にも、ぜひ一度訪ねてみてください。

 

牛天神北野神社


牛天神北野神社公式サイト

御祭紙は菅原道真公。湯島天神と同じ学問の神様ですね。

一番の見どころは、境内にある「ねがい牛」。撫でると願いが叶うという言い伝えがあるそうです。

元々は奥州への東征に向かう源頼朝がこの地で休まれた時に、夢の中で牛の乗った菅原の道真公が現れ、願いが叶うことを告げられたのが由来とのこと。

立地は、後楽園駅から見て、中央大学工学部の向こう側。近くには春日の局で有名な伝通院があります。

初詣にお出かけであれば、伝通院を回り、そのまま後楽園に出て温泉(ラクーア)にでも入られるのはいかがでしょうか。

ただし、年末年始の営業時間のご確認は忘れずに。

 

簸川神社


東京都神社庁 簸川神社案内

変わった文字ですが、「ひかわじんじゃ」と読みます。知る人ぞ知る文京区の古社のひとつです。

西暦473年。八幡太郎義家公が奥州下向の際に立ち寄ったとのこと。その頃の関東というと、相当に田舎であったろうと思われます。古社と言われるのも頷けますね。

立地的には小石川植物園があります。

初詣でお出かけの場合には、ちょっと植物園の使いどころがありませんが、日中の散策であれば、植物園を抜けて、簸川神社に向かうルートもおすすめです。

小石川植物園は、正面入り口の他に、西側(旧医学校側)にも出入口があり、この西側の出入り口か出ると目の前が簸川神社です。

小石川植物園~簸川神社もおすすめ散策ルートです。

 

お寺

文京区にはお寺が多いです。細かな統計は調べておりませんが、全国でも屈指の多さのようです。

除夜の鐘がつけるお寺で有名どころをチョイスしてみましたが、最近は特に信者でなくても鐘がつけるお寺が多いです。ここに載せた以外にも鐘のつけるお寺は多いと思いますので、ご自宅の近くのお寺さんに確認してみるのも良いかと思います。

尚、鐘撞きはお寺によって鐘撞回数(108回を気にせずつかせてくれるお寺もあります)、整理券の配布など、ルールが異なります。

もしも確実に鐘撞きをしたいということであれば、あらかじめお寺のホームページなどをご参照の上、必要な手続き、時間などをご確認することをおすすめします。

護国寺


護国寺公式HP

地下鉄(有楽町線)の駅の名前にもなっている護国寺。立地は護国寺駅からすぐ近く。駅を出て、不忍通りまで出てから少し国道254号線方面に歩けば左手に見えます。

元々は徳川将軍家の祈願寺として建立されたものの、明治期以降は軍に接収されたりと、寺領を縮小させられてしまったようです。

さすがに有名なお寺ということもあって、除夜の鐘撞きには整理券が配られます。

しかも、鐘撞きの数は108回ジャストと決まっている為、実質的には整理券がないと鐘撞きはできません。

整理券はかなり早い時間(12月31日の日中)に配布されるようなので、年越しのタイミングを含めて、少なくとも2度、護国寺を訪れる必要がありますね。

 

伝通院


伝通院公式HP

徳川将軍家の菩提寺と言えば、増上寺と寛永寺が有名ですが、伝通院も菩提所次席として徳川家ゆかりの女性や男児が多く埋葬されたお寺です。

もうずいぶん昔になりますが、NHKの大河ドラマで春日の局が放送された頃には、メディアでも伝通院が取り上げられることが多くありましたね。

伝通院でも除夜の鐘がつけますが、やはり108回ジャスト。先着108名に整理券が配られるそうですが、配り始めるのは12月31日の22:30からのようです。

22:30に到着しても、108人以上が並んでいれば整理券をもらうのは難しいでしょう。何時から並び始めるかは難しいところです。

もし並ばれる場合は、暖かい恰好でお出かけください。

電車でお出かけの場合、少し歩きます。最寄り駅は後楽園駅でしょうか。254号線を池袋方面に進むと右手になります。

国道から少し入ったところにありますが、国道沿いに「伝通院(傳通院)」の標識が出ているので、大丈夫です。

源覚寺(こんにゃくえんま)


源覚寺公式HP

源覚寺(こんにゃくえんま)も徳川家ゆかりのお寺です。もともとは増上寺の定誉随波上人が開いたお寺だそうです。

別称となっているこんにゃくえんまは、このお寺にある木造の閻魔像が由来となっています。

昔、この閻魔像に眼病の治癒を願ったお婆さんが、願いが叶って快癒したことに感謝し、鉱物のこんにゃくを絶ったことが由来だとか。

源覚寺でも除夜の鐘が撞けますが、やはり整理券が必要です。

護国寺、伝通院に比べると競争率も低いとは思いますが、きちんと情報確認を行った上でお出かけいただくことをおすすめします。

 

 

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