アイスタディ(2345)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★☆☆☆
・保有株数により優待内容は変化
・権利確定は年1回(10月)
・主な事業はe-Learningの提供
・最近の業績は低調
・コロナウィルスの流行で株価は乱高下
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.75% | 0.52% | 1.27% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 6万7,100円程度 |
決算月 | 10月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 6万7,100円程度 |
優待権利確定月 | 10月 |
※株価:671円。予想配当金:1株あたり3.5円。優待品:500円(500株)で計算しています。(算出日:2020年3月10日)
アイスタディ(2345)の株主優待
アイスタディの株主優待は、クオカードです。
株主優待の権利確定日は10月末日。発送は翌1月頃。
株主優待は単位株(100株)保有でもらえますが、優待取得には半年以上の継続保有が必要です。
保有株数に応じて、もらえるクオカードの額面が異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上500株未満 | クオカード500円分 |
500株以上1,000株未満 | クオカード1,000円分 |
1,000株以上2,000株未満 | クオカード1,500円分 |
2,000株以上 | クオカード2,000円分 |
株価が高くはないので、優待利回りは高めに出ますが、配当利回り自体が低いのであまり長期保有に魅力を感じませんね。
業績的にも安定性に欠けるため、保有は少し考えさせられます。
アイスタディ(2345)株価・業績・状況
アイスタディの設立は1997年。社員数49名(2018年12月31日)と小さな会社です。それでも東証2部上場。黎明期からe-Learningを支え続けた、この業界では老舗企業になります。
業績の方ですが、小刻みに決算期を変更しているため、非常に分かりにくくなっていますが、芳しくはありません。
決算期の変更は、3月→12月→10月とここ5年だけで3回変更。どういう意図で行われた変更であるかは確認できていませんが、あまりに多すぎます。
企業側でも継続的な数が無いと経営分析などに支障をきたしそうですが、大丈夫なのでしょうか。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連14.3 | 1,065 | 45 | 42 | 36 | 13.6 | 3.5 |
連15.3 | 963 | -30 | -34 | -41 | -15.4 | 2.5 |
単16.3 | 501 | -26 | -32 | 90 | 33.9 | 2.5 |
単16.12変 | 395 | -12 | -16 | -16 | -6.3 | 2.5 |
単17.12 | 755 | 47 | 38 | 42 | 13.6 | 2.5 |
単18.12 | 1,101 | 121 | 120 | -69 | -17.4 | 3.5 |
連19.10予変 | 750 | 50 | 70 | 40 | 10.1 | 3.5 |
チャートでみて特徴的なのは2020年に入ってからの乱高下でしょうか。これはコロナウィルスの流行時に、e-Learningというサービス形態が、逆にチャンスになるという思惑で買われ、その後、戻されるという動きがあったためです。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が32.96倍、PBR(純資産倍率)が2.2倍(2020年3月10日現在)となり、市場平均に比べて割高レベル。
利益水準が低い為、PERは上下に振れやすく、あまり参考にはならないかもしれません。それでも業績推移、PBRから見るとやはり少し高い気はします。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 低調 |
配当 | 安定 |
株価 | やや割高 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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