出前館(2484)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★☆
・優待取得には100株以上の保有が必要
・継続保有期間によりもらえるポイントが増加
・権利確定は年2回(2月、8月)
・主な事業は食品デリバリーポータル「出前館」の運営など
・最近の業績は低迷
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
7.89% | 0.47% | 8.37% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 7万6,000円程度 |
決算月 | 2月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 7万6,000円程度 |
優待権利確定月 | 2月、8月 |
※株価:760円。予想配当金:1株あたり3.6円。優待品:6,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年3月30日)
出前館(2484)の株主優待
出前館の株主優待は、Tポイントです。
株主優待の権利確定日は年2回、2月と8月。
単元株(100株)の保有で最低3,000円分×2回で6,000円のTポイントがもらえます。
ほぼ現金相当品で8%近い優待利回りはお得ですね。もらったTポイントで株を買えば、さらに追加の収入も狙えます。SBIネオモバイル証券ならTポイントで株が買えるので、余ったTポイントも有効利用できます。
もらえるTポイントは、保有期間により増加します。ただし、保有株数による増加はありません。
株数・期間 | 2月権利確定 | 8月権利確定 |
100株以上 1年未満 | 3,000ポイント | 3,000ポイント |
100株以上 1年以上2年未満 | 3,000ポイント | 3,300ポイント |
100株以上 2年以上3年未満 | 3,000ポイント | 3,600ポイント |
100株以上 3年以上4年未満 | 3,000ポイント | 3,900ポイント |
100株以上 4年以上5年未満 | 3,000ポイント | 4,200ポイント |
100株以上 5年以上6年未満 | 3,000ポイント | 4,500ポイント |
100株以上 6年以上7年未満 | 3,000ポイント | 4,800ポイント |
100株以上 7年以上 | 3,000ポイント | 5,000ポイント |
出前館(2484)株価・業績・状況
出前館の設立は1999年。全国のデリバリー可能な飲食業と提携し、飲食店のデリバリーモール「出前館」などの運営を行っています。上場市場はJASDAQ。上場は2006年6月に行われました。
ここ数年の業績は、2018年までは増収・増益傾向にありましたが、2019年8月期決算では一転して赤字決算に陥っています。
売上げ自体は増加傾向にあるものの積極的な事業展開や投資がかさみ、利益を圧迫している形です。
今期(2020年8月期)決算も第二4半期までで966百万円の経常赤字を出しており、状況は改善されていません。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.8 | 4,943 | 800 | 797 | 432 | 10.7 | 3.3 |
連18.8 | 5,430 | 837 | 849 | 558 | 13.8 | 3.6 |
連19.8 | 6,666 | -39 | -7 | -103 | -2.5 | 3.6 |
会20.8予 | 9,300 | -1,500 | -1,500 | -1,600 | – |
チャートを見ると2018年の増益基調が続いていた時期は、大きく値上がりしていますが、2019年の営業赤字により、大幅な下落に。
コロナショックによる影響は同社にプラスの影響がある可能性もあり、他の企業に比べると値下がり幅は限定的です。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が-倍(赤字決算のため)、PBR(純資産倍率)が11.04倍(2020年3月30日現在)とPBRベースでみても割高感はありますが比較的新しい、成長企業であることを考えると、妥当な水準の判断も難しいところです。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 低迷 |
配当 | 安定 |
株価 | ー |
参考資料
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