大光(3160)の株主優待
大光の株主優待はクオカードまたはアミカ商品券です。
出展:大光HP
アミカ商品券は、業務用食品スーパーのアミカで利用できます。アミカ商品券を選択するともらえる商品券はクオカードの2倍。近くにアミカがあるのであればクオカードよりもアミカ商品券に替えた方が、お得です。
大光からは全株主にクオカードが送られてきます。優待をアミカ商品券にしたい場合には、もらったクオカードを未使用の状態でアミカ店舗に持参し、アミカ商品券に交換してもらう必要があります。
ちょっと面倒な気もしますが、アミカ商品券を利用するためには、アミカ店舗を訪ねる必要があるため、合理的な方法かもしれません。
もらえる優待の内容は保有株数によって異なります。
株数 | 優待内容 |
100株以上 | クオカード500円分×年2回 または アミカ商品券1,000円分×年2回 |
500株以上 | クオカード1,000円分×年2回 または アミカ商品券2,000円分×年2回 |
1,000株以上 | クオカード2,000円分×年2回 または アミカ商品券4,000円分×年2回 |
2,000株以上 | クオカード3,000円分×年2回 または アミカ商品券6,000円分×年2回 |
単元株保有で、クオカードを選択した場合優待利回りは1.47%(2020.9.7)。アミカ商品券を選択した場合の優待利回りは2.94%と悪くありません。
アミカ商品券選択で配当利回り1.32%を加えると総合利回りは4.26%となり、まずまずです。
事業規模の大きな会社ではありませんが、安定的に収益を上げているため、アミカの近くにお住まいの方であれば、持っていても悪くはないかもしれません。
大光(3160)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
大光の設立は1950年。岐阜を中心として、中部地方を中心に食品スーパーアミカを展開しています。また、スーパーでの販売以外も、外食産業への食材の卸しも行っており、食品商社としても一面もあります。
上場市場は東証一部。
業績
2019年までは売上高が少しずつ上昇しているにもかかわらず、なかなか利益金額としては積みあがらない状況が続いていました。
直近の2020年5月決算は、コロナによる緊急事態宣言期間を含むにも関わらず、さほどの影響は受けておりません。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.5 | 56,299 | 792 | 816 | 412 | 34.8 | 6 |
連18.5 | 60,564 | 906 | 934 | 579 | 47.5 | 7 |
連19.5 | 62,911 | 649 | 704 | 415 | 31.4 | 8 |
連20.5 | 60,659 | 400 | 473 | 218 | 16.51 | 9 |
株価(2020.9.7)
2017年に株式分割を契機として急騰した後、調整を続けていますが、500円がサポートして機能しており、分割前の水準を割り込むことなく、推移しています。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)151.33倍、予想PBR(純資産倍率)が1.89倍(2020年9月7日時点)。
大光(3160)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
・保有株数によってもらえるクオカード、お買物券の額面は異なります
・権利確定日は年2回、5月と11月
・主な事業は食品スーパーアミカの運営と外食店向けの食品卸しなど
・ここ数年の業績は堅調
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
2.94% | 1.32% | 4.26% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 6万8,100円程度 |
決算月 | 5月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 6万8,100円程度 |
優待権利確定月 | 5月、11月 |
※株価:681円。予想配当金:1株あたり9円。優待品:2,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年9月7日)
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