OCHIホールディングス(3166)の株主優待
OCHIホールディングスの株主優待はオリジナルクオカードです。
単元株以上保有の株主には一律に2,000円分のクオカードが送られます。
単元株保有での優待利回りは1.33%(2020.9.7)。配当利回り1.73%を加えると総合利回りは3.06%となり、悪くはありません。
業績もまずまず、株価も緩やかながらも上昇基調が続いており、まずまずというところ。「これは買いだ!」という強く推せるポイントもありませんが、安定感のある銘柄です。
OCHIホールディングス(3166)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
OCHIホールディングスの主な事業は、建設資材の販売、住宅設備機器の販売、建設工事の請負、企画、設計、施工など。九州を地盤とした建材卸し中堅と呼べる企業の会社です。
上場市場は東証一部。
業績
業績はゆるやかながらも増収増益基調。建設関連は好不調の波が大きいことも多くありますが、ここ数年は安定して収益を伸ばしています。
2021年3月期の第1四半期の経常利益は323百万円。前年同期比では30%程度の減益となりますが、新型コロナウィルスの影響が本格化した時期であるため止むをえないところでしょうか。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.3 | 83,469 | 1,411 | 1,579 | 1,107 | 83.0 | 14記 |
連16.3 | 84,525 | 1,468 | 1,594 | 1,153 | 86.4 | 15記 |
連17.3 | 90,952 | 1,938 | 2,090 | 1,380 | 103.4 | 19 |
連18.3 | 95,028 | 1,934 | 2,065 | 1,361 | 102.2 | 20 |
連19.3 | 104,671 | 1,913 | 2,130 | 1,384 | 104.9 | 24 |
連20.3 | 104,219 | 2,036 | 2,264 | 1,426 | 109.6 | 26 |
株価(2020.9.7)
株価は上場以来、一貫して上昇基調を維持しています。目先の目標はは2018年以来の壁となっている1,600円ラインの突破でしょうか。
現在(2020.9.7)も上場来最高値圏にある株価ですが、業績から考えると、1,600円の突破にはもう少し時間がかかりそうです。ただ、緩和マネーの存在を考えるとなんとも言えませんね。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)14.5倍、予想PBR(純資産倍率)が1.28倍(2020年9月7日時点)。
増収・増益基調にある会社であることを考えると、むしろ少し割安にも思えます。ただ、業種的には超長期で見ると人口減少に伴い頭打ちも危惧される業種であるため、なかなか割高水準までは買われにくい銘柄かもしれません。
OCHIホールディングス(3166)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
・単元株以上の保有であればもらえるクオカードの額面は一律です
・権利確定日は年1回、3月のみ
・主な事業は住宅向け建設資材、住宅機器などの卸し
・ここ数年の業績は堅調
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
1.33% | 1.73% | 3.06% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 15万400円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 15万400円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:1,504円。予想配当金:1株あたり26円。優待品:2,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年9月7日)
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