クックパッド(2193)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★☆☆☆☆
・優待獲得は12月
・優待獲得には100株以上でOK
・柱は料理投稿サイト・クックパッドの運営
・ここ数年は売り上げ低下傾向
・2018年より無配
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
5.25% | 0.00% | 5.25% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 3万2000円程度 |
決算月 | 12月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 3万2000円程度 |
優待権利確定月 | 12月 |
※株価:320円。予想配当金:1株あたり0円。優待品:1,680円で計算しています。(算出日:2020年2月11日)
クックパッド(2193)の株主優待
クックパッドの株主優待は、自社サイトCookPadのプレミアム会員サービス6か月分です。
クックパッドは320万を超えるレシピを備えた人気の料理サイトで、原則無料で利用できますが、優良の月額会員サービスが存在し、この会員サービスをプレミアム会員という名称で呼んでいます。
プレミアム会員は、普通に登録すると1ヵ月で280円の料金なので、280円×6カ月で1,680円。
現在の株価が322円(2020年2月12日現在)なので、優待利回りは5.25%になります。
数字で見るとお得感はありますが、自社サービスの利用券などの優待は、利回り自体は高くなる傾向があります。
クックパッドについても実際にクックパッドを利用している株主さんであれば、お得ですが、使わない方に取っては難しい優待ですよね。
クックパッドのプレミアム会員特典はこちらに詳しく書かれています。人気順位の検索ができるのが目玉なのでしょうか。
尚、株主優待の権利獲得は年1回、12月のみです。株主優待が6カ月のプレミアム会員権なのであれば、せめて年2回の優待にして欲しかったですね。
クックパッド(2193)株価・業績・状況
クックパッドは料理レシピ投稿・検索サイトを運営するネット企業で主な収入源は広告とプレミアム会員の会費。
設立が1997年、上場が2009年。
2015年をピークに売り上げは下降線をたどっています。利益もピーク時に比べると1/10の水準に落ち込んではいるものの、赤字には転落していません。
ただ、2018年度より無配としており、短期的には回復の見込みは立っていないようです。
ひと昔前のIT企業は、企業の成長に株価を上げることで株主還元をするから、配当は行わず、利益はすべて事業に回す。という考え方もありましが、クックパッドの場合は、もともと配当を行っていて、利益の低下により無配となっているので、単に配当する余力が低いものと思います。
ただし、バランスシートを見る限りでは資金不足の恐れは低そうなので、企業ポリシーの問題でしょうか。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が64倍、PBR(純資産倍率)が1.42倍(2020年2月12日現在)と割高水準。
PERの高さは、利益の減少に対して株価がまだ調整の途上とみるべきか、それとも将来への希望がまだ大きいとみるべきか。
個人的には赤字を出す会社と配当を出さない会社は嫌いなので、ちょっと見送りかな、という気持ちです。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 減少基調 |
配当 | 減少基調 |
株価 | 割高 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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