DVXの株主優待はクオカード！医療機器関連は好調も減益傾向！

ディーブイエックス(3079)の株主優待

ディーブイエックスの株主優待は、クオカードです。

もらえるクオカードの金額は保有株数によって異なります。

クオカードがもらえるシンプルな株主優待ですね。優待単独だど利回りは1.11%(2020.7.31時点）。優待＋配当でも利回りは3.76%と悪くはありませんが、際立って高いというほどでもありません。

ここまでの業績も比較的安定しており、将来的にも伸びが期待される医療機器を取り扱う会社ということもあり、長期保有向きの銘柄ではあります。

ディーブイエックスの設立は1986年。従業員数は1,542名（2020年3月時点）。主な事業内容は以下の通り。

・医療用機器ならびに関連周辺機器の輸出入および製造販売業、修理業、リース業
・医療用機器ならびに関連周辺機器の研究・開発
・医療および医療用機器全般のコンサルティング業務ならびにサービスの内外提供
・医療出版および市場調査を含む関連サービスの内外提供

医療用画像関連システムや、心臓ペースメーカ、電極カテーテルなどの機器を取り扱っています。

上場市場は東証一部。

業績の方は比較的安定しています。ただし、増収が続いているにも関わらず必ずしも増益につながっていません。

人件費、販管費の伸びも一因のようですが、長く続いており改善される気配がないのは気になります。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
単15.3	28,647	1,429	1,458	919	81.6	18記
単16.3	31,372	1,492	1,460	1,289	114.4	23
単17.3	35,266	1,524	1,491	1,025	91.0	23
単18.3	38,275	1,320	1,346	856	75.9	23
単19.3	40,380	1,237	1,331	974	88.5	24
単20.3	44,653	1,115	1,123	792	75.6	24

2007年の上場以来、2017年までは一本調子の上昇が続いていましたが、2018年頃から調整モード入り。

2018年の減益に素直に反応する形で株価が形成されています。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）27.48倍、予想PBR（純資産倍率）が1.23倍（2020年7月31日時点）。

調整が進んだものの、尚、やや割高水準にあるといえます。ただ増収増益が続いた2017年までの期間でも過熱感があるというほどには買われておらず、2017-2018年頃の利益水準を回復できれば元の株価水準まで戻すのは難しくなさそうです。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

・株主優待はクオカード
・もらえるクオカードの金額は保有株数によって変動
・権利確定日は年1回、3月のみ。
・主な事業は医療機器の製造販売など
・ここ数年の業績は安定もやや減益傾向か

優待利回り	配当利回り	総合利回り
１．１１％	２．６５％	３．７６％