日本たばこ産業(2914)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
・優待取得に必要な株数は100株以上
・保有株数により優待内容がupグレード
・優待権利確定は年1回。12月のみ
・主な事業はタバコの製造販売。医薬品、食品への展開を急ぐ
・ここ数年の業績は堅調も緩やかに下降傾向か
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★★★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
1.24% | 7.61% | 8.84% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 20万2,400円程度 |
決算月 | 12月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 20万2,400円程度 |
優待権利確定月 | 12月 |
※株価:2,024円。予想配当金:1株あたり154円。優待品:2,500円(100株/継続保有1年後)で計算しています。(算出日:2020年5月18日)
日本たばこ産業(2914)の株主優待
日本たばこ産業の株主優待は、自社製品詰め合わせです。
保有株数によってもらえる優待品グレードが変わりますが、それぞれのグレードで優待品を選択することができます。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上200株未満 | Aコース 2,500円相当の優待品 |
200株以上1,000株未満 | Bコース 4,500円相当の優待品 |
1,000株以上2,000株未満 | Cコース 7,000円相当の優待品 |
2,000株以上 | Dコース 13,500円相当の優待品 |
Aコース
Aコースの株主優待は2,500円相当の自社製品詰め合わせです。優待品は以下の2種類から選択できます。
ご飯セット(15食) |
出展:JT株主優待のご案内 |
・魚沼産こしひかり8食 ・国産こしひかり3食 ・宮城県産ひとめぼれ4食 |
または
ご飯・カップめんセット(14食) |
出展:JT株主優待のご案内 |
・魚沼産こしひかり8食 ・ホームラン軒6食(鶏がら醤油/合わせ味噌 各3食) |
Bコース
Bコースの株主優待は4,500円相当の自社製品詰め合わせです。優待品は以下の2種類から選択できます。
ご飯セット(28食) |
出展:JT株主優待のご案内 |
・魚沼産こしひかり8食 ・国産こしひかり12食 ・宮城県産ひとめぼれ8食 |
または
ご飯・カップめんセット(24食) |
出展:JT株主優待のご案内 |
・ホームラン軒24食(鶏がら醤油/合わせ味噌 /広東パイタン麺より1種類を選択) |
Cコース
Cコースの株主優待は7,000円相当の自社製品詰め合わせです。優待品は以下の各ボックスから1種類ずつ選択できます。
以下の優待品より1点
- ご飯セット28食
- カップ麺セット24食
プラス
以下の優待品より1点
- 冷凍うどんセット10食
- レトルトカレーセット7食
- ジャムセット6個
- ラスク・紅茶・コーヒーセット
Dコース
Dコースの株主優待は13,500円相当の自社製品詰め合わせです。優待品は上のボックスから1種類、下のボックスから3種類選択できます。
以下の優待品より1点
- ご飯セット28食
- カップ麺セット24食
プラス
以下の優待品より3点
- 冷凍うどんセット10食
- レトルトカレーセット7食
- ジャムセット6個
- ラスク・紅茶・コーヒーセット
注意点など
日本たばこ産業(2914)株価・業績・状況
日本たばこ産業の設立は1985年。旧専売公社の民営化により誕生しました。従業員数は連結で61,975名(2019年12月)。主な事業は、たばこの製造・販売ですが、食品・飲料・医薬品などへの多角化を進めています。
世の中のタバコ離れを受けて、下降傾向ではありますがペースはかなり緩やかです。
事業の多角化は進めているものの、医薬品、食料品のビジネス規模は両方合わせてもまだタバコ事業の十数パーセントにしかなっていないため、業績の大半はタバコに依存しています。
2020年12月決算は第1四半期までの数字がが発表されていますが、税引前利益ベースで115,102百万円となっています。
東京オリンピックを控えて飲食店での全面禁煙、たばこがコロナウィルスの重症化の要因となっているという噂などもあり、2020年以降は、もう一段苦しくなる可能性もありそうです。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
15.12 | 2,252,884 | 565,229 | 565,113 | 485,691 | 270.5 | 118 |
16.12 | 2,143,287 | 593,329 | 578,237 | 421,695 | 235.5 | 130 |
17.12 | 2,139,653 | 561,101 | 538,532 | 392,409 | 219.1 | 140 |
18.12 | 2,215,962 | 564,984 | 531,486 | 385,677 | 215.3 | 150 |
19.12 | 2,175,626 | 502,355 | 465,232 | 348,190 | 196.0 | 154 |
会20.12予 | 2,180,000 | 471,000 | ‥ | 305,000 | – |
株価の方も下降傾向が続いています。配当利回りがいくら高くてもこのペースで下げられると保有は少し難しかもしれません。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)は11.88倍、PBR(純資産倍率)が1.36倍(2020年5月14日時点)。
指標的には割安水準まで下げてきており、このあたりの水準で下げ止まる可能性も否定できません。
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