セントケア・ホールディング(2374)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★☆
・優待権利取得は100株以上で500円分
・保有期間3年超でクオカードの額面が1,500円に
・権利確定は年1回(9月)
・主な事業は訪問介護、入浴サービス、デイケアなど
・最近の業績は増収も利益は伸び悩み
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
1.37% | 4.11% | 5.48% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 3万6,500円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 3万6,500円程度 |
優待権利確定月 | 9月 |
※株価:365円。予想配当金:1株あたり15円。優待品:500円(100株)で計算しています。(算出日:2020年3月12日)
セントケア・ホールディング(2374)の株主優待
セントケア・ホールディングの株主優待は、クオカードです。
株主優待の権利確定日は年1回、9月のみ。
もらえる額面は、単位株(100株)の保有で500円分。保有期間3年以上ならもらえるクオカードの額面は1,500円になります。
もともと優待利回りの高い銘柄なので、クオカードの額面が3倍になれば、優待利回りも3倍。現在の株価水準であれば、優待利回りだけで約4%の水準になります。
ただし、保有株数によるアップグレードが存在しないため、利回りは高くなっても金額はMax1,500円にしかならないとも言えますね。
セントケア・ホールディング(2374)株価・業績・状況
セントケア・ホールディングの設立は1983年。訪問介護、入浴サービスやデイケアを主体とする介護企業ですが、グループ企業27社、社員数も正社員+契約社員で1万人に達する大所帯です。
過去5年業績をみると、売上高は大きくなっているものの、経常利益ベースでみるとほぼ横ばい。売上が増えた分、コストも増大している構図です。
今期決算(2020年3月期)も3Qまでで経常利益1,085百万円となっており、ほぼ計画値ではありますが、前年水準を超えるのは難しいところ。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.3 | 33,242 | 1,581 | 1,564 | 775 | 36.0 | 9 |
連16.3 | 35,952 | 1,818 | 1,713 | 867 | 39.7 | 9.33 |
連17.3 | 37,088 | 1,901 | 1,794 | 1,085 | 47.4 | 11.7記 |
連18.3 | 39,456 | 1,919 | 1,751 | 1,173 | 47.3 | 12.67 |
連19.3 | 41,104 | 1,958 | 1,677 | 931 | 37.5 | 14 |
連20.3予 | 43,600 | 1,850 | 1,540 | 930 | 37.5 | 15 |
株価をみると利益の大きかった2017-2018年に急騰し、1,000円トライを行いますが、利益の伸びが鈍化するのに伴い、ずるずると値を戻しています。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が9.73倍、PBR(純資産倍率)が0.86倍(2020年3月12日現在)となり、市場平均に比べてPERベースでみると割安水準でしょうか。
コロナショック前の株価は500円程度で、ほぼ適正水準に入ります。
市場はコロナショックによる企業業績の悪化を見込んで動いているので、単純に安いと言い切れない部分はありますが、数年スパンで見れば、あの頃は安かった、と言える水準ではないかと思います。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | やや割安 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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