トーメンデバイス(2737)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・100株から優待はもらえますが、保有株数によって、もらえる優待内容が大きく変わるのが特徴です
・権利確定は年1回(9月)
・主な事業はDRAM、フラッシュメモリ、SSDなどの半導体デバイスの開発
・ここ数年の業績は好調
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
ー% | 3.88% | 3.88% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 33万5,000円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 33万5,000円程度 |
優待権利確定月 | 9月 |
※株価:3,350円。予想配当金:1株あたり130円。優待品:-円(100株)で計算しています。(算出日:2020年4月22日)
トーメンデバイス(2737)の株主優待
トーメンデバイスの株主優待は、健康オイル詰め合わせ、お米券など。保有株数によってもらえる優待の内容が異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上200株未満 | 健康オイル詰め合わせ5本入り |
200株以上500株未満 | お米券5枚(5kg) |
500株以上5,000株未満 |
以上4品の中から1品選択。 |
5,000株以上 |
以上3品の中から1品選択。 |
権利確定日は年1回。9月のみ。
デバイス屋さんとしては不思議な優待のラインナップですね。
トーメンデバイス(2737)株価・業績・状況
トーメンデバイスの設立は1992年。従業員数は170名(2019年3月時点)。社名にトーメンを冠する最後の上場企業です。現在の筆頭株主はトーメンを吸収合併した豊田通商。
DRAM、フラッシュメモリ、SSDなどの半導体デバイスの開発を行っている会社です。
ここ数年の業績は安定しています。増収・増益傾向が続いているだけではなく、社員数170人規模の会社としては、年間20億規模の経常利益は驚異的です。
2020年は第3四半期までで経常利益は3,565百万円となっており好調です。すでに2019年度の実績どころか2020年度の会社予想の経常利益も超えています。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.3 | 156,677 | 1,252 | 1,690 | 1,230 | 180.9 | 60 |
連18.3 | 197,569 | 2,598 | 2,428 | 1,741 | 256.0 | 80 |
連19.3 | 217,632 | 3,528 | 2,639 | 1,902 | 279.7 | 90 |
会20.3予 | 240,000 | 3,370 | 3,350 | 2,400 | – |
好業績を受けて株価も上昇傾向。4,000円のラインにトライをして跳ね返されていますが、大きくは戻さずにまだ上を狙う構えにも見えます。
直接的にはコロナショックの影響を受けにくい業種ではありますが、コロナショックによる景気後退が鮮明化すれば、業績へのマイナスの影響もありえそうです。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)は7.73倍、PBR(純資産倍率)が0.78倍(2020年4月22日時点)。
指標を見る限り、普通に割安圏にある銘柄に見えます。ただし、2020年決算は、ここ数年での最高益になる決算ですが、今後もこの水準の利益を維持できるかどうかは分かりません。
過去数年間の利益を平均で見れば、今の株価のPERも14~17倍程度になると思われ、適正の範囲内に収まってしまいます。
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