ワッツ(2735)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・優待取得は100株以上
・権利確定は年1回(11月)
・継続保有3年以上ならギフト券1,000円分追加
・主な事業は関西圏を中心とした100円ショップの運営
・ここ数年の業績は減益傾向も、足元は好調
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
1.69% | 1.69% | 3.38% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 5万9,200円程度 |
決算月 | 8月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 5万9,200円程度 |
優待権利確定月 | 8月 |
※株価:592円。予想配当金:1株あたり10円。優待品:1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年4月21日)
ワッツ(2735)の株主優待
ワッツの株主優待は、自社製品詰め合わせなどです。ワッツは100円ショップ屋さんなので、もらえる自社製品も1点100円。基本はこれが10点なので、およそ1,000円分の優待かと。
権利確定日は年1回。8月のみ。発送は11月中旬頃に行われます。
もらえる株主優待の内容は保有株数によって少し変わります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上1,000株未満 | オリジナル商品10点詰め合わせ |
1,000株以上 または 継続保有期間3年以上 | オリジナル商品10点詰め合わせ ギフトカード1,000円分 |
少し分かりにくい表現ですが、100株保有であっても3年以上の継続保有であれば、ギフトカード1,000円分をもらえるということのようです。
ワッツ(2735)株価・業績・状況
ワッツの設立は1995年。パート・アルバイトを含む従業員数は3,311名。ワッツは関西を中心に100円ショップを展開しています。
関東ではキャンドゥやダイソーに比べて知名度において劣りますが、全国的にはキャンドゥを店舗数で上回っています。
ここ数年、売上高は増えていますが、利益ベースでみると減益傾向が続いています。
2019年8月期の決算短信によると、減益の理由は既存店の売上高の低下(前年比99.7%)と人件費・賃料などのコストの増大が原因とのこと。
2020年8月期決算に向けては、第2四半期までで、経常利益は783百万円。すでに前期の経常利益を上回っており、好調です。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.8 | 47,494 | 1,209 | 1,272 | 839 | 62.0 | 15 |
連18.8 | 49,444 | 975 | 1,037 | 633 | 46.8 | 15 |
連19.8 | 51,399 | 716 | 656 | 70 | 5.3 | 10 |
会20.8予 | 51,860 | 770 | 790 | 350 | – |
ここ数年は減益傾向に押されて、株価はやや低迷ぎみ。2020年の中間までの決算は順調であるものの、新型コロナウィルスの流行による影響もあり、素直に株価が上がるという状況でもないでしょう。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)は11.36倍、PBR(純資産倍率)が0.76倍(2020年4月21日時点)。
指標で見ればやや割安といえます。業態から見るとコロナショックの影響は限定的である上、景気後退により節約志向が高まれば、かえって100円ショップの需要は高まるかもしれません。
ただし、自粛が長引けば来店する客数もなかなか回復せずに苦しい展開となる可能性も。
もう少し状況を見ても良いかもしれませんね。
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