ツヴァイ(2417)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★☆☆☆
・優待権利取得は100株以上
・権利確定は年1回(3月)
・保有株数に応じてサービス内容がUP
・主な事業はスポーツクラブ、宿泊施設などの運用
・最近の業績は好調。
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
ー% | 1.71% | 1.71% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 8万7,700円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 8万7,700円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:877円。予想配当金:1株あたり15円。優待品:-円(算出困難なため)で計算しています。(算出日:2020年3月19日)
ツヴァイ(2417)の株主優待
ツヴァイの株主優待は、活動サポート費50%割引券3枚です。
株主優待権利確定は年1回、2月。
株主優待の内容は単元株(100株)以上の保有者であれば、すべて同一です。
活動サポート費とは何か?ですが、これはツヴァイに支払う料金体系が把握できていないと意味が分かりません。
ツヴァイは男性と女性とで料金は異なりますが、体系は同じです。
ツヴァイ男性会員料金体系
初期費用・月額費用 | 内訳 | 金額 |
初期費用(95,000円) | 登録料 | 30,000円 |
情報選択料 | 50,000円 | |
活動サポート費 | 15,000円 | |
月会費(10,500円~) | 年間紹介保証人数により変動 | 10,500円~15,600円 |
ツヴァイ女性会員料金体系
初期費用・月額費用 | 内訳 | 金額 |
初期費用(145,000円) | 登録料 | 30,000円 |
情報選択料 | 50,000円 | |
活動サポート費 | 65,000円 | |
月会費(10,500円~) | 人数によらず固定 | 10,500円 |
活動サポート費とは上記の赤文字の部分になります。つまり、女性の方が利回り的にみると断然お得な優待内容なんですね。
割引券は50%割引なので女性の場合なら32,500円の割引が受けられるので、優待利回り換算すると37.7%になります。割引券は3枚あるので、友人二人を誘って利用すれば、実質利回りは100%を超えてきます。
ただし、初期費用に含まれる項目なので、使えるのは実質的に1回だけなので、株を長期保有するメリットはありません。
ツヴァイ(2417)株価・業績・状況
ツヴァイの設立は昭和59年。結婚情報サービス分野では、老舗で大手の企業ですね。かつてはテレビCMも多く行っており、成長企業でしたが、インターネットの普及後は同様のサービスが多くあらわれ、経営的には厳しい環境に置かれています。
ここ数年の業績をみると、赤字基調が続いており、不調からの出口は見えません。利益だけではなく、売上高も下降基調にある為、立て直しは容易ではなさそうです。
今期(2020年2月期)決算も、採取的な決算報告はまだですが、3Qまでの累積では、経常利益が▲256百万円となっており、前期の経常赤字を超えてしまう可能性のある水準です。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
単17.2 | 3,763 | 50 | 83 | 36 | 9.2 | 30 |
単18.2 | 3,652 | -193 | -167 | -213 | -54.1 | 30 |
単19.2 | 3,530 | -178 | -131 | -194 | -49.1 | 30 |
単20.2予 | 3,100 | -350 | -320 | -480 | -121.1 | 15 |
チャートを見ると増収増益基調を反映し、右肩さがりの傾向が続いていましたが、2020年3月12日にIBJの完全子会社化を目的として公開買付の実施により、暴騰。
買付け価格の884円に向けて株価調整が進みました。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が-倍(赤字のため算出不能)、PBR(純資産倍率)が1.71倍(2020年3月20日現在)となっています。
今はTOBにより、価格がほぼ固定されてしまっていますが、落ち着けば元の水準に戻る可能性が高く、そういう意味では割高と言えるかもしれません。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 減収減益傾向 |
配当 | 減配傾向 |
株価 | 不明 |
参考資料
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