森永乳業(2264)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・単元株保有からもらえます
・保有株数の増加によるアップグレードはあり
・優待は2コースからの選択制
・優待権利確定は9月のみ
・ここ数年の業績は好調
・指標的には割安水準でおすすめ銘柄のひとつ
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.22% | 1.49% | 1.70% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 40万3500円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 40万3500円程度 |
優待権利確定月 | 9月 |
※株価:4,035円。予想配当金:1株あたり60円。優待品:870円で計算しています。(算出日:2020年2月21日)
森永乳業(2264)の株主優待
森永乳業の株主優待は、自社製品詰め合わせです。
権利確定日は9月30日。商品の発送は毎年11月中旬~下旬頃です。
A、Bふたつのコースが用意されており、保有株数によっても選べる商品がことなります。
保有株数 | Aコース | Bコース |
100株以上200株未満 | 森永絹ごし豆腐 6丁 | ドリンク8本 (4種類×2本) |
200株以上500株未満 | 森永絹ごし豆腐 12丁 | ミルク生活300g (缶) |
500株以上 | 森永絹ごし豆腐 12丁 ミルク生活 スティックタイプ | 森永乳業製品詰め合わせ |
Aコースは絹ごし豆腐コースと呼んでも差し支えないほど、絹ごし豆腐一色です。Bコースはドリンクコースと言えるでしょうか。
500株以上Bコースの森永乳製品詰め合わせに含まれる商品はこんな感じです。
出展:森永乳業HP |
優待利回り的にはそれほど高くはありませんが、日常生活で使えるものが多いのはうれしいですね。
主力のヨーグルトやアイスクリームがいただけないのは残念ですが、商品の性質上、株主優待にはなじまず、仕方がありません。
森永乳業(2264)株価・業績・状況
森永乳業の創業は1917年(大正6年)。第一次世界大戦の真っただ中ですね。明治乳業も操業が1917年なので、この2社は、まさに牛乳の歴史とともにある企業と言ってよいでしょう。
ただし、森永乳業、明治HDの2社を比較すると、明治HDの売上げ規模は森永乳業の2倍あります。さらに言えば、明治HDは日経225採用銘柄であるのに対して、森永乳業は日経225採用銘柄ではありません。
もっとも明治HDは食品だけではなく、医薬品事業なども傘下に収めている為、単純な比較はできませんけど。
森永乳業の過去5年は売り上げ規模については、おおむね年間6,000億円程度で変化はありませんが、経常利益に関しては、2015年~2018年の期間で大幅に増加、その後、安定に転じています。
好調と言ってよいと思います。
株価を見ても2015年~2018年までは上昇。その後、2018年に調整が入っていますが、森永乳業の業績の問題ではなく、世界的な調整局面につれて一時的な調整が入ったように見えます。
出展:Yahoo! Finance |
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が10.2倍、PBR(純資産倍率)が1.14倍(2020年2月21日現在)と市場平均に比べると割安水準。
2020年3月決算期も好調が見込まれており、もう少し買われても良いように思います。
利回り的にはさほどの大きさはありませんが、この水準ならお買い得な気もします。
項目 | 評価 |
規模 | 大型 |
業績 | 増益基調 |
配当 | 増配基調 |
株価 | 割安 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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