ギグワークス(2375)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★☆
・優待権利取得は100株以上
・権利確定は年2回(4月、10月)
・主な事業はITを利用したジョブマッチング、シェアオフィスなど
・最近の業績は増収傾向も今期は苦戦
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
2.84% | 2.56% | 5.40% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 7万400円程度 |
決算月 | 10月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 7万400円程度 |
優待権利確定月 | 4月、10月 |
※株価:704円。予想配当金:1株あたり18円。優待品:2,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年3月13日)
ギグワークス(2375)の株主優待
ギグワークスの株主優待は、以下の3種類の優待からの選択です。
株主優待権利確定は年2回。4月と10月に行われます。
- こども商品券
- ビットコイン
- 寄付
こども商品券
株主優待としてこども商品券1,000円分を受け取る選択です。
こども商品券は、全国の百貨店、スーパー、専門店で、おもちゃや文房具などの購入に利用できる商品券です。
利用できる店舗はかなり多いので、もらった株主優待を有効利用しようと考えるのであれば、ビットコインにするよりも現実的な選択肢かもしれません。
ビットコイン
株主優待としてビットコイン1,000円相当を受け取る選択肢です。
一見、お得なような気もしますが、ビットコインは受け取るのにも保管するのにもそれなりに手間がかかります。
また、決済通貨としてつかえるショップも限られているので、もらったとしても、基本的にはそのままキープすることになる気はします。
もちろん、取引所で換金もできます。でも、少額を受け取るために手間暇かけるのは、ちょっと面倒ですよね。
でも、「もしかしたらこのビットコインが将来もっと大きな金額になるかもしれない」という夢はありますね。
寄付
3つ目の選択肢は、公益財団法人SBS鎌田財団への寄付です。
SBS鎌田財団は、物流研究助成、奨学支援などの活動を行っている非営利の財団とのことです。
ギグワークス(2375)株価・業績・状況
ギグワークスの設立は1977年。ジョブマッチング、シェアオフィス、人材派遣、IT案件業務受託など、IT関連を軸にした情報サービスを行っている会社です。。
過去5年業績をみると、おおむね増収増益傾向。2017年からは配当も開始され、株主還元が強化されています。
今期決算(2020年10月期)は第一四半期までしか業績が公開されていませんが、経常利益ベースで119百万円と厳しい滑り出しとなっています。
コロナウィルスの影響を考慮しない場合でも、連続増益には黄色信号が点灯している状況です。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.10 | 8,803 | 256 | 251 | 152 | 28.3 | 0 |
連16.10 | 11,447 | 267 | 265 | 174 | 26.6 | 0 |
連17.10 | 13,454 | 381 | 401 | 215 | 32.7 | 5 |
連18.10 | 16,052 | 586 | 613 | 309 | 46.7 | 8 |
連19.10 | 17,584 | 784 | 801 | 448 | 67.4 | 14 |
連20.10予 | 19,000 | 900 | 900 | 550 | 82.4 | 18 |
株価をみると利益の大きかった2019年の好決算が好感され、大幅高に。もともと買われ過ぎ方向にオーバーシュートしていたところに、コロナウィルスショックがぶつかってきた形となり、大きく値を落としました。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が8.55倍、PBR(純資産倍率)が1.46倍(2020年3月12日現在)となり、市場平均に比べてPERベースでみると割安水準。
どの銘柄でもそうですが、コロナショックがどこまで業績に響いてくるかを見極められないと、単純には割安、割高の判断はできません。
ただ、コロナショックも永遠ではありません。長い目で見れば、現在と同様の利益水準に回帰できる可能性は高く、今の時点の指標で割安なら購入して、じっと待つというのもひとつの方法かもしれません。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 増収増益基調 |
配当 | 増配傾向 |
株価 | 割安 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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