伊藤園(2593)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・優待取得は100株以上
・権利確定は年1回(4月)
・1,000株以上保有で優待がupグレード
・主な事業はペットボトルや缶の飲料の製造販売
・足元の業績は堅調も株価は割高圏
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.27% | 0.71% | 0.97% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 56万6,000円程度 |
決算月 | 4月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 56万6,000円程度 |
優待権利確定月 | 4月 |
※株価:5,660円。予想配当金:1株あたり40円。優待品:1,500円(100株)で計算しています。(算出日:2020年4月3日)
伊藤園(2593)の株主優待
伊藤園の株主優待は、自社製品詰め合わせです。
出展:伊藤園HP
権利確定日は年1回。比較的珍しい4月の優待銘柄です。発送は7月下旬頃。
保有株数に応じてもらえる優待の内容がアップグレードされます。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上1,000株未満 | 1,500円相当の自社製品詰め合わせ |
1,000株以上 | 3,000円相当の自社製品詰め合わせ |
優待利回り的には、それほどお得な銘柄ではありませんが、昔から人気のある優待銘柄です。
個人的な好みの問題とも言えますが、優待でドリンクがもらえる銘柄は魅力的です。
ドリンクがもらえる優待銘柄としては、かつては三国コカコーラをはじめとして多数の銘柄がありましたが、だんだん少なくなってきています。
伊藤園(2593)株価・業績・状況
伊藤園の設立は1966年。従業員数は連結で5,409名(2019年4月30日時点)。伊藤園のお茶で有名な伊藤園です。
飲料の製造・販売が事業の大きな部分を占めますが、自動販売機の設置や、設置後のサービスなども独自で行っています。
最近の業績をみると、ゆるやかな増収・増益傾向か、ほぼ横ばいと言っても良い水準かもしれません。
2020年4月決算に向けた実績も、第3四半期までの実績ベースで、経常利益が17,690百万円に達しており、2019年実績をわずかに超えてくる可能性もあります。
ただ、2020年に入ってからは新型コロナウィルスの影響もあり、それが業績にプラスなのかマイナスなのか、判断に迷う銘柄です。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.4 | 475,866 | 21,774 | 21,524 | 13,693 | 108.8 | 40 |
連18.4 | 494,793 | 22,043 | 21,441 | 12,553 | 99.8 | 40 |
連19.4 | 504,153 | 22,819 | 23,211 | 14,462 | 116.0 | 40 |
会20.4予 | 498,000 | 23,000 | 22,800 | 14,200 | – |
チャートでみると一貫して右肩上がり。それほど大きく利益水準が上がっていた分けではないので、なぜ?という気はします。
コロナショックでも一度は値を落としていましたが、すぐに元の水準まで押し戻しています。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が45.59倍、PBR(純資産倍率)が4.51倍(2020年4月2日現在)とPER,PBRとも市場平均と比べると割高水準ですね。
ただ、人気の優待銘柄ということもあって、一貫して割高傾向の銘柄ではあります。
それにしても、ここ数年の伸びは収益や財務、将来性での説明が難しく、少し上がり過ぎているかな、というのが正直な感想です。
項目 | 評価 |
規模 | 大型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割高 |
参考資料
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