コスモス薬品(3349)の株主優待
コスモス薬品の株主優待は、店舗で利用できるお買物券、またはお米券です。権利確定日は年2回。5月末日と11月末日です。2回とももらえる優待の内容に差はありません。
優待獲得に必要な株数と権利確定のタイミングは以下の通り。
株数 | 継続保有期間1年未満 | 継続保有期間1年以上 |
100株以上 | お買物券5,000円分×年2回 または お米券10kg分×年2回 | お買物券7,500円分×年2回 または お米券15kg分×年2回 |
優待まとめ&利回りなど
- 株主優待券がもらえるのは年に2回。権利確定日は5月末日と11月末日
- 優待品の発送は、それぞれ8月上旬、2月中旬ころ
- お買物券は1枚500円。5,000円分なら500円券×10枚もらえます
お買物券を選択した場合、100株保有で1年間でもらえる優待は10,000円分相当になります。100株保有で優待利回りを計算すると0.56%(2020.11.26)となります。2021年度の予想配当は55円予想なので、予想配当利回りは0.31%。
総合利回りは0.86%となります。利回り的にはちょっと厳しい水準でしょうか。
コスモス薬品(3349)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
コスモス薬品の設立は1983年。主な事業はドラッグストア「コスモス」の運営。九州を中心に、主に西日本での出展を行っているため、関東ではあまり見ないドラッグストアですが、年間で7,000億円規模の売上げを誇ります。
売上げランキングでは、ウエルシア、ツルハに次いで第3位。マツキヨが4位なので、売上げ規模ではマツキヨよりも上です。
上場市場は東証1部。
業績
ここ数年の業績は堅調で増収増益基調が続いています。
2021年度決算は第1四半期までで、経常利益ベースで11,220百万円の黒字。新型コロナウィルスの流行により高まった衛生関連商品の需要を上手く取り込めているようです。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連16.5 | 447,273 | 18,648 | 20,691 | 12,435 | 314.0 | 32.5 |
連17.5 | 502,732 | 22,237 | 24,591 | 18,215 | 460.0 | 40 |
連18.5 | 557,999 | 22,749 | 25,255 | 17,633 | 445.3 | 45 |
連19.5 | 611,137 | 24,775 | 27,292 | 19,185 | 484.5 | 50 |
連20.5 | 684,403 | 29,094 | 31,562 | 21,435 | 541.3 | 55 |
会21.5予 | 723,000 | 29,100 | 31,600 | 21,780 | – |
株価(2020.11.26)
新型コロナウィルスの流行が顕著となった2020年3月~4月頃にかけて頭を抑えらえれていた12,500円の水準を超えると一気に20,000円付近まで株価を上げています。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)32.29倍、予想PBR(純資産倍率)が4.88倍(2020年11月26日時点)。
短期的に株価が急上昇したこともあり、指標で見る限り株価はかなりの割高水準にあります。一時的な需要の急増が今後も定着するかどうかは未知数でもあり、ここからさらに買うのは勇気が要りそうです。
コスモス薬品(3349)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★★ |
優待利回り | 予想配当利回り | 総合利回り |
0.56% | 0.31% | 0.86% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 179万7,000円程度 |
決算月 | 5月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 179万7,000円程度 |
優待権利確定月 | 5月、11月 |
※株価:17,970円。予想配当金:1株あたり55円。優待品:10,000円相当(100株)で計算しています。(算出日:2020年11月26日)
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