極洋(1301)のおすすめ度(評価)
おすすめ度:★★★☆☆
・「食べれば旨いんだけどね。でもいつもはお金を出してまではあまり買わない」
・そんな時にご褒美感覚で受け取れるのが株主優待
・忘れた頃に時々高級缶詰がやってくる
・そんな生活はいかがでしょうか
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.88% | 2.46% | 3.28% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 28万4000円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 28万4000円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
極洋(1301)の株主優待
左の写真はイメージです。 (出展:極洋HPより) |
極洋の株主優待は自社製品(缶詰の詰め合わせ)セットです。
株主優待でもらえる缶詰は、ちょっと高級品です。たとえば上の写真の紅鮭の缶詰。これも過去の優待品の中に含まれていた実績のある缶詰ですが、同じものが極洋の直販サイトでも販売されています。
値段を確認したところ、24個で16,000円でした。
そうすると、紅鮭の缶詰1個あたりの値段は約667円。
同じ紅鮭でも、世の中には1000円超えの缶詰も存在するので、缶詰の中で頂点を極めているとまでは言えません。
でも、日常生活の中で、夕飯のおかずにちょっと買ってみるか、という水準でもないでしょう。
贈答品でもらうあてがなければ、こんな時にしかなかか口にできない一品と言えると思います。
毎年、夏頃になるとちょっと豪華な缶詰が食べられるというサイクルも悪くないですね。(極洋の株主優待は7月頃発送とのことです)
株数 | 優待内容 |
100株以上 | 2,500円相当の自社製品 |
300株以上 | 5,000円相当の自社製品 |
極洋(1301)株主総会・お土産
2019年の株主総会は、6月25日に開催されたようです。
場所は永田町・都市センターホテル。
お土産はキョクヨーの缶詰3缶セットであった模様です。株主総会は、交通費などの兼ね合いもあるので難しいですが、株主優待をもうひとつもらえる感じでうれしいですよね。
株主優待のご紹介のところでご説明させていただいた通り、いただける缶詰は高級缶詰です。
もしも株主優待で送られてきたものを食べてみて、もっと食べたいと感じたら、翌年の株主総会にも参加してみるのはいかがでしょうか。
極洋(1301)の株価、業績と状況
極洋はマルハニチロ、日本水産とならぶ水産業の大手です。
ただし、3社の中で一番売上高が大きいのは、マルハニチロ、次が日本水産で、極洋は3番手となります。
もともとはそれほど規模の変わらなかったマルハとニチロが2014年に経営統合をしたことで、少し水をあけられてしまった格好となっています。
ただ、業容は安定しており、2019年の3月期の配当は、2018年から10円上がって60円となっています。
同業とのPER(株価収益率)、PBR(純資産倍率)の比較は以下の通り。
銘柄 | 株価 | PER | PBR |
極洋 | 2,862円 | 10.32倍 | 0.98 |
マルハニチロ | 2,690円 | 8.33倍 | 1.09 |
日本水産 | 629円 | 11.18倍 | 1.31 |
※2020年1月5日終値ベースで算出
水産業は全体としてPERが低めで10倍程度が標準のラインと考えると、今の時点では極洋の株価は、適正水準と言えます。
成熟した業種なので、特別な事案がなければ、今後しばらくはそれほど大きな相場変動をしないかもしれません。
ただ、マルハとニチロが経営統合したように、最近では多くの企業統合が行われています。
いまだどことも統合をしていない極洋は、もしかしたら化ける可能性もあるかもしれませんね。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 安定 |
配当 | 増配傾向 |
株価 | 適正水準 |
銘柄評価の基準については、以下の基準で行っています。
ご参考
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