アスクル(2678)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★☆☆☆
・優待取得は1株以上
・権利確定は年2回(5月20日、11月20日)
・保有株数・貴族保有期間による優待内容の変更なし
・主な事業はオフィス用品の製造販売、オンラインショップ運営など
・ここ数年の業績は堅調
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.32% | 1.20% | 1.52% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 31万5,500円程度 |
決算月 | 5月20日 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 31万5,500円程度 |
優待権利確定月 | 5月20日、11月20日 |
※株価:3,155円。予想配当金:1株あたり38円。優待品:1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年4月10日)
アスクル(2678)の株主優待
アスクルの株主優待は、LOHACOで利用できる500円割引クーポンです。
権利確定日は年2回。5月20日と11月20日。月末ではなく20日が権利確定日となりますのでご注意ください。
株主優待の内容は保有株数にかかわらず一律で500円です。端株(たとえば1株)であっても10万株もっていてももらえる優待の内容は同じです。
1株持っていたらかなりすごい優待利回りになりますが、残念ながら買えません。
ネオモバなど1株から買える証券会社もありますが、単位株になるまでは株券の名義が証券会社のままのため、1株だけ買っても株主優待はもらえません。
優待でもらえる500円クーポンですが、利用できるのはLOHACOで3,000円以上の買い物をした時だけです。500円クーポン単独では利用できないのでご注意ください。
アスクル(2678)株価・業績・状況
アスクルの設立は1963年。従業員数は連結で3,477名(2019年5月時点)。もともとはオフィス用品の大手企業ですが、最近ではLOHACO等、オンラインショッピングの世界でも存在感を高めています。
ここ数年の業績を見ると、売上高はかなり速いペースで伸びているものの、利益面に関して言うとむしろ減収傾向となっています。
2017年には埼玉の配送センターで大きな火災もあり、大きな減収となったこともあり、その後、元の利益水準には回復できていません。
ただし、足元の2020年5月期は、第3四半期までの実績で、経常利益は6,248百万円となっており。好調であった2016年ー2017年の利益水準に並ぶ勢いです。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.5 | 276,759 | 6,849 | 6,959 | 4,032 | 73.3 | 30 |
連16.5 | 315,024 | 8,517 | 8,574 | 5,255 | 100.5 | 33 |
連17.5 | 335,914 | 8,865 | 8,866 | 1,014 | 19.8 | 36 |
連18.5 | 360,445 | 4,192 | 3,940 | 4,693 | 92.2 | 36 |
連19.5 | 387,470 | 4,520 | 4,418 | 434 | 8.5 | 36 |
会20.5予 | 404,000 | 8,800 | 8,600 | 5,400 | – |
チャート上で見てもやや右肩下がり。2020年の四半期ごとの好決算から少しずつ買われてきたところで、コロナショックに頭を抑えられた状況です。
新型コロナウィルスの流行に伴う自粛生活は、通販関連の事業にとってはプラスのようにも思えますが、トイレットペーパーなど一部の商品需要が極端に高くなり、配送が滞るような事態も生じています。
結果、利益率の高い高単価な商品の売上げが落ちるなどする可能性もあり、単純に収益に対してプラスに働いたかどうかは疑問ですね。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が29.82倍、PBR(純資産倍率)が3.23倍(2020年4月10日現在)とPERベースでみると市場平均に比べて割高水準。
売上高の伸びからすると、いずれは株価に利益が追い付いてくることもありそうですが、その前に利益水準に合わせて株価が下がってくることも考えられます。
どちらに向かうかの予測は、難しいですね。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割高 |
参考資料
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