高千穂交易～株主優待はお米券3kg！保有株数・保有期間による変動なし！

高千穂交易(2676)のおすすめ度・評価

おすすめ度：★★★☆☆

・株主優待はお米券3kg分
・優待取得は100株以上
・権利確定は年1回（3月）
・保有株数・貴族保有期間による優待内容の変更なし
・主な事業はセキュリティ関連システムの開発・運用
・ここ数年の業績は堅調

優待利回り	配当利回り	合成利回り
１．６１％	２．５７％	４．１８％

※株価：934円。予想配当金：1株あたり24円。優待品：1,500円（100株/お米1kg=500円）で計算しています。（算出日：2020年4月10日）

高千穂公益の株主優待は、お米券3kg分です。

権利確定日は年1回。3月のみ。

単元株(100株)以上の保有であれば、保有株数・継続保有期間にかかわらず一律に3kg分のお米券です。

高千穂交易の設立は1952年。従業員数は連結で488名（2019年3月時点）。主な事業内容は、入退室管理システム、監視カメラシステムなどのセキュリティ関連のシステム・ソリューションの事業者への提供となります。

ここ数年の売上高は安定。利益についても経常利益ベースでみると安定した利益を出しています。

足元の2020年3月期は、第3四半期までの実績で、経常利益は707百万円。比較的好調であった2019年の実績に迫る勢いです。

【売上高～利益】単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
連17.3	19,037	500	700	279	29.7	24
連18.3	19,570	663	706	130	14.0	24
連19.3	19,894	989	1,086	491	53.5	24
会20.3予	22,100	1,200	1,200	800	–	(19.5.10)

チャート上では、過去5年ほどは、ほぼ横ばいで800円～1,200円のレンジで推移しています。何度か1,200円からの上向きブレイクを試していますが、結局は1,200円以下の水準に押し戻されていますね。

2020年に入ってからはコロナショックに影響で、マーケット全体が下げる中で、つられるように下げてはいますが、レンジ下限の800円は割り込んでいません。

新型コロナウィルスの影響も、事業内容から考えるとそれほどには大きくないかもしれませんが、景況感全体が下がれば、数字にも響いてくる可能性はありますね。

足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率）が41.51倍、PBR（純資産倍率）が0.6倍（2020年4月10日現在）とPERベースでみると市場平均に比べて割高水準。

でもPBRで見ると安いですね。B/Sをあまり丁寧に見ていませんが、大きな資産を持っているものと思います。資産内容によっては持っていて安心な銘柄なのかもしれません。