エコナックホールディングスの株主優待は温泉施設テルマー湯の利用券！

エコナックホールディングス(3521)の株主優待

エコナックホールディングスの株主優待は、都心ではいれる温泉テルマー湯を利用できる優待券です。権利確定日は年1回、3月末日のみ。優待品の送付は6月上旬頃になります。

もらえる優待券の枚数は保有株数によって異なります。

テルマー湯の平日の利用料は2,405円（税込み/2021年1月08日改定）のため、500株保有で4,810円分の優待がもらえる計算になります。

500株保有で計算すると、優待利回りは10.02%(2021.2.15)となります。2021年度の配当は無配予想のため、予想配当利回りは0.00％。

総合利回りは10.02%となります。

エコナックホールディングスの設立は1926年。旧社名は日本レース。主な事業は、不動産事業及び株式の所有を通じたグループ会社の事業活動の管理及び経営指導となっていますが、温泉施設の運営に事業の軸足を移しつつあります。

上場市場は東証1部。

ここ数年の業績は損益トントン付近をはさんで一進一退。自己資本比率は70.8%(2020.9時点)と高く、無配とはなっているものの事業継続性への懸念は低いといえそうです。

ただし、コロナ禍を受け、2021年3月期も第3四半期までで149百万円の経常赤字に。通期でも黒字の確保は難しいものと思われます。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）
連15.3	821	-8	-5	-58	-1.4
連16.3	1,214	-439	-487	-484	-11.3
連17.3	1,789	99	61	24	0.6
連18.3	1,889	174	142	167	3.9
連19.3	1,713	189	185	175	4.1
連20.3	1,685	319	309	174	4.1

100円前後での一進一退が続いています。業績回復を背景に2017年に買われたものの、新型コロナウィルスの流行が顕著となった2020年初からは再び100円を割り込むことも多くなりました。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）-倍、予想PBR（純資産倍率）が1.11倍（2021年2月15日時点）。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

優待利回り	予想配当利回り	総合利回り
１０．０２％	０．００％	１０．０２％