お気に入りの株主優待で、もっと欲しいと思うことはないでしょうか。たいていの株主優待は、株数を増やしても、もらえる優待がアップグレードすることはあっても、優待の数が増える分けではないですよね。
どうすれば複数の株主優待をもらうことができるのでしょうか。
株主優待は個人単位でもらうことができる
結論から申し上げると、株主優待がもらえる単位は個人です。つまり一人につき1個(1回)になります。
つまり、一人で複数の証券会社に口座を作って、別々に株を購入しても、それぞれの証券会社で保有している株数が合算されてしまうということです。
原因は株主名簿です。
会社が株主を特定できるのは、株を購入した記録が株主名簿に記載されるからです。この株主名簿は個人単位で株数を管理しており、どこの証券会社で株を購入しても、ここに記録されてしまいます。
株主優待を複数もらうためには
個人で複数の株を持てば合算されてしまいますが、家族が持つ分が合算される分けではありません。
そうです。あくまで合算は個人である為、家族の口座であれば世帯ごとに合算されることはありません。
証券口座の開設、株式の売買には特に年齢制限はないため、お子様の名義であっても株券の購入を行うことはできます。
ただし、家族名義の口座に入金するにあたっては贈与税の非課税上限枠を考慮する必要があります。
名義がお子様であった場合、お子様名義の口座にお金を入金した場合、贈与とみなされる可能性が高いです。
年間110万円を超える贈与が行われると課税の対象になるので、ご注意ください。
まとめ
これまでの内容をまとめるます。
- 個人が複数の口座を持ってももらえる優待はひとつだけ
- 家族の口座であれば複数の優待をもらうことができる
- 家族口座に入金する場合、贈与税に注意
とくに贈与税上限にはご注意ください。せっかくお得に優待をもらおうと思っても、それ以上に税金を取られてしまっては残念過ぎます。
ご拝読、ありがとうございます。
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