ゲオホールディングス(2681)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★☆
・レンタルは実質1年間50%off、リユース品は2,000円割引
・優待取得は100株以上
・権利確定は年2回(3月、9月)
・保有株数・貴族保有期間による優待内容の変更なし
・主な事業はビデオレンタル、ゲーム販売、中古品販売など
・ここ数年の業績は堅調
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
1.51% | 2.57% | 4.08% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 13万2,200円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 13万2,200円程度 |
優待権利確定月 | 3月、9月 |
※株価:1,322円。予想配当金:1株あたり34円。優待品:2,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年4月10日)
ゲオホールディングス(2681)の株主優待
ゲオホールディングスの株主優待は、店舗で利用できる割引券です。
権利確定日は年2回。3月と9月。
3月と9月ではもらえる優待の内容が異なります。
9月優待 レンタル50%割引券
9月の株主優待はレンタル商品の50%割引券です。
有効期限1年で、割引限度額は100万円。なかなか100万円は使わないと思うので、実質的には1年間50%割引でレンタルし放題になります。
優待取得に必要な株数は100株。保有株数が増えても優待の内容は変わりません。
3月優待 リユース2,000円割引券
3月の株主優待は、セカンドストリートなどで利用できるリユース品購入時の2,000円割引券です。
原則リユース品向け商品券ですが、モノによっては新品購入にも使えます。会社HPで利用不可としている商品は以下の通りです。
優待取得に必要な株数は100株。保有株数が増えても優待の内容は変わりません。
ゲオホールディングス(2681)株価・業績・状況
ゲオの設立は1989年。従業員数は連結で4,852名(2019年12月時点)。もともとはレンタル主体で成長した会社ですが、オンデマンドサービスの普及にレンタル事業は縮小。軸足をリセール品や新品ゲームなどの販売に移しつつあります。
ここ数年の業績を見ると、かなり安定しています。
ただし、足元の2020年3月期は、第3四半期までの実績で、経常利益は7,637百万円となっており、2019年の水準到達は難しい状況です。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.3 | 268,079 | 8,662 | 9,040 | 4,223 | 87.5 | 34 |
連18.3 | 299,262 | 14,668 | 15,248 | 6,614 | 138.0 | 34 |
連19.3 | 292,560 | 15,668 | 17,632 | 10,301 | 229.6 | 34 |
会20.3予 | 310,000 | 10,000 | 10,500 | 5,250 | – |
チャート上で見ると2018-2019年の増益局面で上がったものの、2020年に入って減益色が鮮明化するとと共に売りが強まる展開です。
ただ、売上自体は安定しており、減益傾向に転換したとまでは言えないため、さらに追加の材料がなければ1,000円のラインは堅そうです。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が11.57倍、PBR(純資産倍率)が0.75倍(2020年4月13日現在)とPERベースでみると市場平均に比べて割安水準。
レンタルも中古品売買も以前に比べると将来性の評価が下がっているので、なかなか買い進まれにくい銘柄ではあります。
ただ、優待を含めた利回りの安定性と底堅さを考えると、今の水準で買えるなら保有もありかな、とも思います。
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