ホリフードサービスの株主優待はお米券！優待利回り4%超とお得！

ホリイフードサービス(3077)の株主優待

ホリイフードサービスの株主優待は、お米券です。

もらえるお米券の金額は保有株数によって異なります。

シンプルな優待ですが、実は利回り的にはわりとお得です。本日(2020.7.29)の株価は475円。これで100株あたりの優待利回りを計算すると4.21%になります。

お米がもらえる優待は数あれど、この優待利回り、実は最強クラスです。

お米券ではなくて、直接お米を送ってもらった方が持ち運びの手間がかからなくて楽で良い、という側面はありますが、そのデメリットを考慮してもかなりお得です。

ホリイフードサービスの創業は昭和58年。従業員数は1,542名（2020年3月時点）。茨城県を中心に、しゃぶしゃぶや居酒屋などの飲食チェーンを運営しています。

上場市場はJASDAQ。

業績の方は苦しい展開が続きます。過去6年ね最終黒字が２回、最終赤字が４回と負け越して越しています。

この状態でコロナウィルス流行の直撃を受けると危ないのではないか、とも思いますが、自己資本比率は63.5%と高く、有利子負債はなんとゼロ。

体力的にはコロナウィルスによる持久戦を戦い抜くこと自体はできそうに思います。地盤が東京ではなく茨城というのも、少しはマシな状況と言えるかもしれません。

ただし、なかなか利益が上がらないのはビジネスとしてどうなんだろう？とは思いますが。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
単15.3	8,550	566	568	248	43.8	7
単16.3	8,224	334	334	-113	-20.1	7
単17.3	7,292	61	44	-502	-88.7	7
単18.3	6,815	188	93	-408	-72.0	7
単19.3	6,660	304	309	249	44.0	7
単20.3	6,148	143	151	-565	-99.7	3.5

2017年にTBIHDの買収によって一時的に大きく株価が上がった以外では、ここ数年大きな動意はありません。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）44.81倍、予想PBR（純資産倍率）が1.47倍（2020年7月29日時点）。

損益トントン付近の低空飛行の為、PERは高めに出ますが少し利益が出せればすぐに割安となりえる水準なので、あまり指標ベースで高すぎると考える必要はないものと思います。

財務的には強力なので、少し利益が上がれば株価も上がりそうな気もします。ただ、ローカル色の強い銘柄はあまり投資家の物色の対象にならず、ずっと値段が動かない、というのもありがちですね。

おすすめ度【総合】：★★★★☆

・株主優待はお米券
・もらえるお食事券の金額は保有株数によって変動
・権利確定日は年1回、3月のみ。
・主な事業は茨城県を中心としたしゃぶしゃぶや居酒屋などの運営
・ここ数年の業績は赤字と黒字をいったりきたり

優待利回り	配当利回り	総合利回り
４．２１％	０．７４％	４．９５％