銚子丸(3075)の株主優待
銚子丸の株主優待は、銚子丸の店舗などで利用できるお食事券です。
もらえるお食事券の金額は保有株数によって異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上500株未満 | 500円分のお食事券 |
500株以上1,000株未満 | 2,500円分のお食事券 |
1,000株以上 | 5,000円分のお食事券 |
年2回もらえる優待にはお得感はありますが、単元株保有であれば一度にもらえる優待券は500円分と飲食関連優待としては少し迫力に欠けます。
年2回、1,000円分の優待をもらったとして、優待利回りは1%程度。優待狙いで保有するのはちょっとどうだろう?という気もします。
銚子丸(3075)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
銚子丸の創立は1977年。店舗数は94店舗(2019年8月時点)。事業内容は、銚子丸をはじめとする寿司チェーンの運営です。
関東に住んでいると全国的に知名度がありそうと誤解をしてしまいそうですが、現在の存在する94店舗はすべて一都三県に存在しています。
業績
ここ数年の業績は堅調です。一時期の目覚ましい増収増益に比べると安定してしまったものの、ブームの反動で赤字に陥ることもある業界であることを考えると、安定収益への移行は、まずまずの結果と言えるのではないでしょうか。
直近で発表されている決算は2019年5月決算までとなっているの、この稿を書いている時点ではコロナの影響がどの程度あったのかを把握することはできません。
業種も厳しい業種ですが、一都三県への集中出店も、今回のコロナ禍では裏目となってしまいそうです。
ただし、直近健さんでの自己資本比率は66.7%と高く、借入金も少ないため、持久戦になっても余力はありそうです。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
単17.5 | 19,540 | 923 | 958 | 457 | 33.5 | 6 |
単18.5 | 18,789 | 580 | 615 | 305 | 22.4 | 6 |
単19.5 | 19,316 | 937 | 982 | 505 | 37.0 | 6 |
会20.5予 | 19,900 | 728 | 751 | 506 | – |
株価(2020.7.29)
長く右肩あがりを続けていた銚子丸の株価もコロナショック以降は調整が進んでいます。2月下旬から3月上旬の急落後、一度は戻したものの再び売りに押されています。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)-倍(赤字決算見込みのため)、予想PBR(純資産倍率)が2.01倍(2020年7月29日時点)。
2020年度決算発表内容によっては、もう一段下げるのではないかという気はしています。
銚子丸(3075)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
・もらえるお食事券の金額は保有株数によって変動
・権利確定日は年1回、5月15日と11月15日。
・主な事業はすしチェーンの運営
・ここ数年の業績は安定
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
1.05% | 0.00% | 1.05% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 9万5,500円程度 |
決算月 | 5月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 9万5,500円程度 |
優待権利確定月 | 5月、11月 |
※株価:955円。予想配当金:1株あたり0円。優待品:約1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年7月29日)
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