イデアインターナショナルの優待は利回り11%超のRIZAP商品カタログギフト！

イデアインターナショナル(3140)の株主優待

イデアインターナショナルの株主優待はRIZAPグループ商品のカタログギフトです。親会社のRIZAPも株主優待はカタログギフトですが、内容は別物です。

保有株数によってもらえるギフトが異なります。

単元株保有でも優待利回りは11.44％（2020.8.28時点）と高利回りです。親会社のRIZAPも同じくらいの優待利回りなので、これは優待を高利回りにするのはRIZAPとしての思想なのでしょうか。

利回りが同じであれば、イデアインターナショナルよりもRIZAP株を持った方が良いという考え方もあります。RIZAPの方が株価は安く、その分、入手にかかわるコストも抑えられますし。

ただし、目先の経営の安定性で言えば親会社のRIZAPよりもイデアインターナショナルの方が上です。

RIZAP商品好きであれば、両方の銘柄を保有する手もありますね。

イデアインターナショナルの設立は1995年。平成25年に第三者割当増資により、RIZAP傘下に入っています。RIZAPの保有株数割合は52.5％と過半を握っています。

主な事業はインテリア、雑貨などの卸し、販売など。BRUNO、IDEA Labelなどの独自ブランドを展開しています。

上場市場は東証JASDAQ。

業績は堅調です。2019年6月決算では、売上げ、利益とも過去最高となっています。

現時点では2020年6月決算が発表となっておらず、コロナ禍による影響は未確認ですが、実店舗による営業を主体として行っている業態であるため、ある程度大きな影響があったことが見込まれます。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
単17.6	7,205	401	334	295	24.8	2
連18.6	9,011	415	293	296	21.0	3
連19.6	15,155	629	444	168	11.8	4
会20.6予	15,900	650	450	250	–

RIZAPとの経営統合を受けて大きく伸びた株価ですが、その後は一進一退。2018年に1,000円を割り込んでからは、1,000円が天井として機能しているように見えます。

ただ、下値も限定的で500円水準は相当に堅そうです。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）107.51倍、予想PBR（純資産倍率）が2.62倍（2020年8月28日時点）。

PERはコロナ影響による減収が予想の形で織り込まれているため、ブレの大きな数字となりそうで、あまり判断材料としては使えないかもしれません。

おすすめ度【総合】：★★★★☆

・株主優待はRIZAP商品のカタログギフト
・保有株数によって選べる商品金額が変わります
・権利確定日は年1回、6月のみ
・主な事業は、インテリア、旅行グッズなどのの企画、卸し、販売など
・業績は堅調。2019年6月決算では過去最高益に

優待利回り	配当利回り	総合利回り
１１．４４％	０．５１％	１１．９４％