JFLA-HDの株主優待は年2回もらえるグルメカタログギフト!お食事券も選択可能だが牛角での利用が不可に!

3月の株主優待

JFLAホールディングス(3069)の株主優待

JFLAホールディングスの株主優待は、オリジナルのグルメカタログギフトです。

専用のグルメカタログに掲載されている商品数は77点(2020年7月時点)。お米やパンといった穀物類から海産物、肉・ハム、惣菜、ビールやスイーツなど選べる商品は多彩です。

株主優待専用のサイトが用意されているという点だけを見ても、株主優待への力の入れようも伝わってきます。

下の写真は、実際の株主優待サイトのスクリーンショットです。画像をクリックしていただければ、株主優待サイトを直接ご覧いただけます。

出展:JFLAホールディングスHP

グルメカタログも充実していますが、もしもレストランでの食事の方が良い、ということであれば、お食事券を選択することもできます。お食事券が使えるお店も多彩で、とりでん、とり鉄かぐらやなど40超のブランドから選択できます。

出展:JFLAホールディングスHP

ただし、牛角については株式会社レインズインターナショナルへ事業譲渡されたため2020年3月以降の権利確定で獲得した優待では利用することができなくなります

 

もらえる株主優待の金額は保有株数によって異なります。

保有株数優待内容
500株以上1,000株未満カタログギフト3,000円相当の中から1点
1,000株以上2,000株未満カタログギフト3,000円相当の中から2点
もしくは6,000円相当の中から1点
2,000株以上カタログギフト15,000円相当の中から1点
もしくは3,000円相当・6,000円相当の中から合計15,000円相当分

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  • 権利確定日は年2回、3月末日と9月末日のみ
  • 優待品の交換は、ネット、ハガキの両方で可能です

 

最低500株からの優待とはいえ、年2回もらえるのはかなりお得感のある優待です。優待利回り的にも3.41%と悪くありません(2020年7月20日時点)。

やはり残念なのは2020年3月から牛角が利用できなくなってしまったこと。JFLAホールディングスのお店では一番利用するのが牛角だったので、重ね重ね残念です。

 

JFLAホールディングス公式 株主優待ページ

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JFLAホールディングス(3069)会社概要・業績・株価・今後の展望

 

会社概要

JFLAホールディングスの設立は2007年。従業員数は連結で1,988名(2020年3月時点)。事業内容は以下の通り。

外食フランチャイズ本部の運営並びに外食店舗の運営
海外加工卸及び小売
乳製品等食品の製造、仔牛や家畜用飼料及び乳製品生産
食材や飲料の輸出入及び海外における販売事業
酒類、醤油、調味料、味噌、漬物、清涼飲料水の製造及び販売事業
高級料理食材・製菓材・小売食品・ワインの輸入販売事業
業務用総合食品類卸売事業 等

社内の事業を大きく乳製品などの食品の製造を行う生産事業、食材の輸入販売などを行う流通事業、食品の販売やレストラン運営などを販売事業に分けており、それぞれ売上げは27,000百万円、12,000百万円、25,000百万円ほどとなっており、単純にレストランチェーンを運営する会社とは言えません

M&Aやレストランチェーンのエリアフランチャイズの権利の獲得などを進めることで事業規模の拡大を図ってきた会社です。

 

業績

売上高は8期連続の増収。2020年3月期には前期の経常赤字から黒字転換を達成しています。

2018年度より始まった配当も今期も実施されています。コロナウィルスの影響により飲食店全般で苦境が続き、無配の判断をする企業が多い中では珍しい判断ではあります。

レストラン運営のみに特化していないことによる耐久性の高さが伺えます。

2020年決算の内容を見てみると前期に営業赤字となっていたフランス食材輸入会社のアルカンの黒字転換、乳製品製造の九州乳業の大幅な増益などがあげられます。

 

とはいえ、コロナウィルスの流行によるレストラン事業への影響は大きく、大きな減益要因となるのは避けられそうもありません。

2021年3月期決算は赤字決算となる可能性が高いでしょう。

 

外食事業一本足の会社に比べればコロナウィルスの影響による耐久性は高いものとは思いますが、自己資本比率は20.5%とそれほどの余裕はありません。

80億円ほどの現金が存在しますが、1年以内に返済予定の借入金が40億ほど、短期借入金が140億円ほどあり気になります。

 

単位:百万円

【業績】売上高営業利益経常利益利益1株益(円)1株配(円)
連15.311,16770062238820.50
連16.323,49581772452023.20
連17.336,2441,07892252618.10
連18.342,9961,08088784327.64
連19.364,335270-967-2,931-76.74
連20.380,8715152171,68940.34

 

 

株価

2015年に1,000にタッチする大相場を形成してから長く調整局面が続いています。2018年末、2020年初のコロナショック時に、2度300円のラインにタッチして跳ね返されており、このあたりが当面の底値の可能性もあります。

 

出展:Yahoo!ファイナンス

 

指標および今後の展望

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)-倍(赤字決算見込みのため)、予想PBR(純資産倍率)が1.24倍(2020年7月20日時点)

大きな変動期にあるため、指標による状況判断は難しい状況です。

 

JFLAホールディングス公式IRページ

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JFLAホールディングス(3069)のおすすめ度・評価

おすすめ度【総合】:★★★☆☆

・株主優待はオリジナルのグルメギフトカタログ
・傘下のレストランで利用できるお食事券も選択可
・もらえる優待の金額は保有株数によって変化します
・権利確定は年2回、3月と9月
・主な事業はとりでん、とり鉄などのレストランチェーンの運営の他、乳製品の製造、海外食材の輸入販売なども行っています
・M&Aを多く行ったこともあり、売上高は大幅な上昇が続くも、利益ベースでは伸び悩みも
評価のポイント評価
優待品の魅力度★★★★
優待+配当利回りの水準★★★★★
経営の安定性(規模・決算内容)★★
今後の成長期待・株価の割安さ★★
優待利回り配当利回り総合利回り
3.41%1.14%4.55%
見出し内容
単元株数100株
最低購入金額3万5,200円程度
決算月3月
優待取得最低株数500株
優待取得最低価格17万6,000円程度
優待権利確定月3月、9月

※株価:352円。予想配当金:1株あたり4円。優待品:6,000円(500株)で計算しています。(算出日:2020年7月20日)

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