ジョイフル本田の株主優待は店舗で利用できるお買物券！2020年決算では上場来最高益を更新！

ジョイフル本田(3191)の株主優待

ジョイフル本田の株主優待は店舗で使えるお買物券です。

もらえるお買物券の額面は保有株数によって異なります。

100株を保有として、優待利回りは1.13%(2020.9.28）。配当利回りも同じく1.76%で、総合利回りは2.89%。

悪くはありませんが、すごく高いというほどの水準ではありません。業績自体は安定しているため、ジョイフル本田を日曜的に利用されている方なら、保有もありかもしれませんね。

ジョイフル本田の設立は1975年。主な事業はホームセンター、ガーデンセンター、ペットセンター（小売）、リフォーム（増改築工事、外構工事）、アート・クラフト（小売）など。

ホームセンター１５店舗の他、首都圏を中心に数店舗ほどの専門店を運営しています。

2019年のホームセンター売上高ランキングではLIXILビバに次いで7位。

上場市場は東証1部。

ここ数年の業績は減収増益傾向。ただし増益は営業利益ベースで、最終損益で見ると、ここ数年はほぼ横ばいとなっていましたが、2020年決算では大幅な増益となり上場来最高益に。

新型コロナウィルスの流行によるステイホームなどによって、住宅資材、DIY関連の売上げが伸びたことに加え、子会社2社の吸収合併に伴う抱合せ株式消滅差益なども利益の押し上げに寄与しています。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
連15.6	166,861	6,788	8,070	4,560	44.2	15
連16.6	163,364	7,706	8,946	5,453	52.8	15.5
連17.6	159,544	7,395	8,021	6,130	60.0	16
連18.6	153,457	7,981	8,800	5,594	76.9	24
連19.6	153,131	8,400	9,751	4,384	63.3	25
単20.6	130,816	9,187	10,593	10,949	158.1	30.5

2017-2018年に2,000円トライを行って失敗したあと、1,000円付近まで押し戻される形で調整が続いていましたが、2020年の好決算を受けて再び上値を目指す展開となっています。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）21倍、予想PBR（純資産倍率）が1.15倍（2020年9月28日時点）。

最高益となったもののPERベースみても割安感は出ていません。壁となっている2,000円を突破するには、まだ少し時期尚早かもしれません。

ホームセンター業界は、首位のDCM、LIXILビバ、島忠など業界再編の動きが顕著であり、ジョイフル本田もその流れに巻き込まれれば大きな変動が発生する可能性もあります。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

優待利回り	配当利回り	総合利回り
１．１３％	１．７６％	２．８９％