北の達人コーポレーション(2930)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】：★★★★☆
・優待取得に必要な株数は100株以上
・優待権利確定は年1回。2月のみ
・主な事業は健康食品、化粧品、雑貨の企画・開発・製造販売・インターネット通信販など
・ここ数年の業績は好調です
| 評価のポイント | 評価 |
| 優待品の魅力度 | ★★★★★ |
| 優待＋配当利回りの水準 | ★★★★★ |
| 経営の安定性（規模・決算内容） | ★★★ |
| 今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★ |
| 優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
| ９．２８％ | ０．５７％ | ９．８５％ |
| 見出し | 内容 |
| 単元株数 | １００株 |
| 最低購入金額 | ５万２,４００円程度 |
| 決算月 | ２月 |
| 優待取得最低株数 | １００株 |
| 優待取得最低価格 | ５万２,４００円程度 |
| 優待権利確定月 | ２月 |
※株価：524円。予想配当金：1株あたり3円。優待品：4,864円（100株）で計算しています。（算出日：2020年5月29日）
北の達人コーポレーション(2930)の株主優待
北の達人コーポレーションの株主優待は、自社製品です。
直近の優待品は、目の下専用アイクリーム「メンズアイキララ」。
そこそこ高額な商品である上に、北の達人の単位株はリーズナブルなので、優待利回りは9%を超えており、お得と言えます。
ただ、優待品は選択できないので、使わないものであれば宝の持ち腐れ。それでもメルカリでも4,000円ほどで売られていたので、無事に転売できればキャッシュで利回り7%程度は狙えそうな気もします。
北の達人コーポレーション(2930)株価・業績・状況
北の達人の設立は2002年。従業員数は177名（2020年4月時点）。主な事業は、健康食品、化粧品、雑貨の企画・開発・製造販売・インターネット通信販売事業など。
業績は好調です。4月14日に出された2020年2月期決算でも、経常利益ベースで前期比57%の増益となっています。
売上げ自体もヒアルロン酸マイクロニードル「刺す化粧品シリーズ『ヒアロディープパッチ』」
の大ヒットなどにひっぱられ、増収。
コロナの影響もそれほどには受けない業種であるため、2020年度も引き続き好調が見込まれます。ただし、ヒット商品に恵まれなければ、急激な収益の悪化も起こりえるため、注意は必要です。
単位：百万円
| 【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益（円） | 1株配（円） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 単17.2 | 2,696 | 542 | 538 | 356 | 2.7 | 0.833 |
| 単18.2 | 5,292 | 1,403 | 1,403 | 948 | 7.2 | 2.18 |
| 単19.2 | 8,312 | 1,861 | 1,861 | 1,293 | 9.3 | 3.6 |
| 会20.2予 | 10,939 | 2,702 | 2,703 | 1,890 | – | |
| 単20.2 | 10,093 | 2,915 | 2,923 | 1,974 | 14.21 |
株価もここ数年は上昇傾向。
出展：Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率）は53.67倍、PBR（純資産倍率）が16.82倍（2020年5月29日時点）。
指標で見るとかなり割高です。少なくとも現在の3倍程度の利益が取れるようにならなければ、指標を正当化するのは困難です。
成長企業のバリュエーションを正しく評価するのは難しいものですが、やはり指標を見ると高いと感じてしまいます。
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