コメダホールディングス(3543)の株主優待
コメダホールディングスの株主優待は、全国のコメダ珈琲・おかげ庵で利用できるプリペイドカード(KOMECA)です。
権利確定日は年2回、2月末日と8月末日。優待品の発送はそれぞれ5月中旬、11月下旬頃。2回目以降は、手持ちのKOMECAに、6月1日、12月1日にチャージされます。
KOMECAとは、コメダホールディングスが独自に発行する電子マネーです。これ一枚で支払い、ポイント管理を行うことができることに加え、SUICAなどと同様に店頭やクレジットカードから、残高をチャージすることもできます。
もらえるKOMECA残高は保有株数と継続保有期間によって異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上 | 1,000円分のKOMECA×年2回 |
300株以上(継続保有3年未満) | 1,000円分のKOMECA×年2回 |
300株以上(継続保有3年以上) | 1,000円分のKOMECA×年3回 (2月に2,000円分、8月に1,000円分) |
優待利回り・配当利回り
1年間でもらえる優待は100株保有で2,000円のKOMECA残高として計算します。優待2,000円で利回りを計算すると、優待利回りは1.01%(2021.2.16)となります。2021年度の配当は43円~51円予想のため、予想配当利回りは2.18%~2.58%。
総合利回りは3.19%~3.60%となります。
コメダホールディングス(3543)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
コメダホールディングスの設立は2014年。主な事業内容は、コメダ珈琲店、おかげ庵 、コメダ謹製やわらかシロコッペなどの運営。
上場市場は東証1部。上場は2016年6月。
業績
コメダコーヒーで展開する大きなサンドイッチなども話題となり、増収増益基調が続いています。
2021年2月期も第3四半期までで経常利益は4,179百万円。前期に比べれば減益とはなるものの、新型コロナウィルスの流行により、飲食店が軒並み大きなダメージを受けた中では比較的軽微な影響であったと言えそうです。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
16.2 | 21,721 | 6,559 | 6,335 | 4,125 | 94.2 | 0 |
17.2 | 24,052 | 6,885 | 6,668 | 4,508 | 102.6 | 50 |
18.2 | 25,984 | 7,206 | 7,083 | 4,904 | 109.7 | 50 |
19.2 | 30,335 | 7,568 | 7,461 | 5,117 | 113.4 | 50 |
20.2 | 31,219 | 7,878 | 7,774 | 5,375 | 117.3 | 51 |
会21.2予 | 27,600 | 5,330 | 5,200 | 3,565 | – | (20.10.14) |
株価(2021.2.16時点)
株価の方は上場以来、それほど大きな変動はなく、ほぼ横ばい。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)23.36倍、予想PBR(純資産倍率)が2.71倍(2021年2月16日時点)。
街中で人気のコーヒーショップということもあり、指標面で見るとやや割高ではあります。ただし、コロナ収束後に利益水準が速やかに戻るようであれば、PERは10倍台の中盤~後半程度までは下落しそうです。
コメダホールディングス(3543)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★★ |
優待利回り | 予想配当利回り | 総合利回り |
1.01% | 2.18% | 3.19% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 19万7400円程度 |
決算月 | 2月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 19万7400円程度 |
優待権利確定月 | 2月、8月 |
※株価:1,974円。予想配当金:1株あたり43円。優待品:2,000円相当(100株)で計算しています。(算出日:2021年2月16日)
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