パレモHDの株主優待はクオカードかカタログギフト！総合利回りも8.33%！

パレモ・ホールディングス(2778)のおすすめ度・評価

おすすめ度：★★★★☆

・株主優待はクオカード、またはカタログギフト
・クオカードは300株以上、カタログギフトは1,000株以上でもらえます
・権利確定は年1回（2月20日）
・主な事業は婦人服、雑貨などの販売
・ここ数年の業績は安定も、直近決算は減益

優待利回り	配当利回り	合成利回り
１．８１％	６．５２％	８．３３％

※株価：184円。予想配当金：1株あたり22円。優待品：1,000円（300株）で計算しています。（算出日：2020年4月24日）

パレモホールディングスの株主優待は、クオカードまたはカタログギフトです。クオカードをもらうにも300株以上の保有が必要なので注意が必要です。

パレモホールディングスの設立は昭和59年。従業員数はグループ全体で、2,629名（2020年2月20日時点）。旧ユニー系の婦人衣料と雑貨のチェーンを運営しています。

筆頭株主は、エンデバーユナイテッドパートナーズ3投資事業組合で45%の発行済株式を握っています。エンデバーは外資っぽい名前ですが、和製の投資ファンドです。

ここ数年の業績は比較的安定しています。ただし、直近の2020年2月決算は、減収。予想よりも既存店の売上げが伸び悩んだようで、全体の収益率を圧迫したようです。

【売上高～利益】単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
単17.2	24,693	627	645	324	26.9	0
連18.2	23,262	741	768	949	78.8	3
連19.2	23,268	700	712	553	46.0	9記
会20.2予	24,700	750	760	600	–
連20.2	24,084	504	494	350

2018年初に600円を試す局面もありましたが、その後200円近辺に押し戻されています。

足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率）は13.12倍、PBR（純資産倍率）が0.59倍（2020年4月24日時点）。

指標的には割安水準。減益を反映してこの水準なので、もとの水準まで利益が戻れば300円くらいまではすぐに戻しそうな気もします。

ただし、新型コロナウィルスの流行による自粛で、食品以外の小売りは大きな影響を受けるものと思います。短期的な回復は難しいかもしれません。