Oakキャピタル(3113)の株主優待
Oakキャピタルの株主優待は、銀・クリスタル製品専門店のクリストフルで利用できるお買物券です。
出展:クリストフルHP
もらえるお買物券の金額は保有株数・継続保有期間によって異なります。
株数 | 継続保有3年未満 | 継続保有3年以上 |
100株以上 | 2,000円相当のお買物券 | 4,000円相当のお買物券 |
1,000株以上 | 4,000円相当のお買物券 | 8,000円相当のお買物券 |
10,000株以上 | 10,000円相当のお買物券 | 10,000円相当のお買物券 |
Oakキャピタルは100円銘柄(2020.8.17)なので、優待利回り換算をすれば単元株保有で20%にもなります。
ただクリストフルはもともと、銀やクリスタル製品を扱う高級ショップなだけに安いものでも5,000円~10,000円くらいの値段はします。優待でもらえるお買物券だけで完結するお買物は難しいかもしれません。
最近の業績は芳しくなく、無配予想でもあることから優待利回りに惑わされず、優待を有効利用するあてがあるなら買っても良いかもしれません。
Oakキャピタル(3113)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
Oakキャピタルの母体となった平田紡績を地産グループ総帥の竹井博友が1986年に買収。もともとは平田紡績が保有する三重県四日市市の天ヶ須賀地区の土地を狙っての買収であったが、漁網製造からインベストメントバンキング事業への転換を図り、会社は存続。
上場市場は東証2部。
業績
業績については事業内容からも評価しづらい点はあります。売上げ高に絞ってみても年ごとのばらつきが大きすぎて傾向さえつかめません。
2020年3月期に限ってみると、保有株式の実現損582百万円と保有株式の減損処理で145百万円の損失があり、当期の赤字の最大要因となっているようです。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
単15.3 | 8,315 | 2,122 | 1,862 | 1,809 | 38.2 | 5 |
単16.3 | 5,461 | 1,070 | 906 | 761 | 14.6 | 5 |
連17.3 | 8,958 | 955 | 815 | 885 | 16.5 | 5 |
連18.3 | 5,654 | 1,549 | 1,154 | 886 | 16.5 | 10 |
連19.3 | 2,230 | -906 | -957 | -979 | -18.3 | 5 |
連20.3 | 4,064 | -1,660 | -1,890 | -1,794 | -33.5 | 0 |
株価(2020.8.17)
株価の方はもともと下落傾向であったところに、コロナショックの下押しが入り、100円丁度付近に。その後も100円近辺での推移が続いています。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)-倍(赤字見込みのため)、予想PBR(純資産倍率)が1.00倍(2020年8月17日時点)。
決算資料を見ても経営状況が上手く把握できませんでした。個人的にはいろいろと分からな過ぎて、ちょっと手が出せない銘柄です。
Oakキャピタル(3113)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
・保有株数、保有期間によってもらえるお買物券の金額は異なります
・権利確定日は年1回、3月のみ。
・主な事業は投資銀行業務、証券事業、アセットマネジメント事業など
・ここ数年の業績は2期連続の赤字
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★★★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
19.80% | 0.09% | 19.80% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 1万100円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 1万100円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:101円。予想配当金:1株あたり30円。優待品:2,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年8月17日)
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