TOKAIホールディングス(3167)の株主優待
TOKAIホールディングスの株主優待は5つのコースからの選択制です。
- アクア商品
- クオカード
- フレンチレストラン「ヴォーシエル」お食事券
- TLCポイント(会員サービスのポイント)
- LIBMO(格安SIM/スマホサービス月額利用料割引)
アクア商品
アクア商品は、さらにふたつのコースに分かれます。
- 「富士の天然水さらり」500mlペットボトルコース
- 「飲料水宅配サービス」おいしい水の宅配便12lボトル
TOKAIの飲料水宅配サービスに契約している人であれば、素直に宅配便ボトルの一択でしょうか。
どちらのコースも保有株数によってもらえる水の量が異なります。
保有株数 | 富士の天然水さらり |
100株以上 | 12本 |
300株以上 | 24本 |
5,000株以上 | 48本 |
保有株数 | おいしい水の宅配便ボトル |
100株以上 | 1本 |
300株以上 | 2本 |
5,000株以上 | 4本 |
クオカード
TOKAIホールディングスのオリジナルクオカードです。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上 | クオカード500円分 |
300株以上 | クオカード1,500円分 |
5,000株以上 | クオカード2,500円分 |
クオカードねらいの優待なら、こちらもご参照ください。
フレンチレストラン「ヴォーシェル」お食事券
TOKAI関連会社のフレンチレストラン「ヴォーシェル」で利用できるお食事券です。
もらえるお食事券の額面は保有株数によって異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上 | お食事券1,000円分 |
300株以上 | お食事券3,000円分 |
5,000株以上 | お食事券5,000円分 |
ヴォーシェルの店舗は静岡市オンリーです。使える方は限られるかもしれませんが、金額的にもクオカードにするよりはお得ですね。
TLCポイント
TOKAI独自の会員ポイントサービスのTLCポイントに交換することもできます。
もらえるお食事券の額面は保有株数によって異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上 | TLCポイント1,000円分 |
300株以上 | TLCポイント3,000円分 |
5,000株以上 | TLCポイント4,000円分 |
WAON、nanaco、T-pointなどメジャーなポイントサービスへの交換も可能です。
LIBMO
あまり全国的な知名度はありませんが、LIBMOはTOKAI系の格安モバイルキャリアです。
株数に応じてLIBMOの利用料金の割引を受けることができます。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上 | 350円/月割引(6か月間) |
300株以上 | 850円/月割引(6ヵ月間) |
5,000株以上 | 1,880円/月割引(6か月間) |
優待利回り的には5つの優待の中で最もお得な優待になります。
まとめ
単元株保有として、一番利回りの低いクオカードを選択したとし、優待利回りは0.99%(2020.9.8)。一番高いLIBMOの割引を使ったとすれば、優待利回りは4.18%。
クオカードはもとより、自社サービス利用の優待利回りとしては、それほど高くありません。
ただ、配当利回りは2.78%と悪くありません。
積極的なM&Aなどにより業容も拡大し、株価も上昇基調を継続しているため、利回りとキャピタルゲインの両方を狙いたい方向けの銘柄です。
TOKAIホールディングス(3167)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
TOKAIホールディングスの主な事業は、LPガスなどのエネルギー事業、情報通信事業等を行う子会社等の経営管理及びそれに付帯又は関連する業務となります。
はるか昔ですが、TOKAIコミュニケーションズさんにシステム開発の見積依頼をさせていただいたことがありましたが、悪い印象は受けませんでした。
上場市場は東証一部。
業績
もともと地盤としている東海地方以外の地方のガス会社、CATV会社などどのM&Aを積極的に進めたこともあり、増収・増益基調が続いています。
2021年3月期決算は第1四半期までの数字で、経常利益は3,830百万円。コロナウィルスの影響を受けにくい業種でもあり、堅調です。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連16.3 | 180,940 | 8,245 | 8,150 | 3,458 | 30.0 | 14 |
連17.3 | 178,631 | 12,750 | 12,775 | 7,337 | 64.5 | 28記 |
連18.3 | 186,069 | 10,971 | 11,191 | 6,620 | 51.2 | 28 |
連19.3 | 191,600 | 13,057 | 13,259 | 7,772 | 59.4 | 28 |
連20.3 | 195,952 | 14,224 | 14,479 | 8,241 | 62.9 | 28 |
株価(2020.9.8)
株価は上場以来、一貫して上昇基調を維持しています。目先の目標はは2018年以来の壁となっている1,200円ラインの突破でしょうか。
現在(2020.9.8)も上場来最高値圏にある株価ですが、業績から考えると、1,200円の突破にはもう少し時間がかかりそうです。ただ、緩和マネーの存在を考えるとなんとも言えませんね。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)15.53倍、予想PBR(純資産倍率)が2.04倍(2020年9月8日時点)。
増収・増益基調にある会社であることを考えると、むしろ少し割安にも思えます。ただ、業種的には超長期で見ると人口減少に伴い頭打ちも危惧される業種であるため、なかなか割高水準までは買われにくい銘柄かもしれません。
TOKAIホールディングス(3167)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
0.99% | 2.78% | 3.78% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 10万600円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 10万600円程度 |
優待権利確定月 | 3月、9月 |
※株価:1,006円。予想配当金:1株あたり28円。優待品:1,000円(100株/クオカード)で計算しています。(算出日:2020年9月8日)
こちらもどうぞ!
コメント