東京一番フーズ(3067)の株主優待
東京一番フーズの株主優待は、自社店舗で利用できるお食事券、またはお米2kgです。お食事券は以下のコースから選択できます。
- 泳ぎとらふぐコース 一人前【お食事券１枚】
- 炭火焼ふぐ特別プラン(玄海) 一人前(期間限定)【お食事券１枚】
- お米選手権国際大会受賞者生産米2kg パック(魚沼産コシヒカリ)【お食事券１枚】
- 全国お取り寄せ「くつろぎ」セット（3〜4人前）【お食事券２枚】
泳ぎとらふぐコース（とらふぐ亭）
出展：とらふぐ亭HP
もらえるお食事券の金額は保有株数によって異なります。
| 保有株数 | 優待内容 |
| 500株以上1,500株未満 | お食事券1枚×年2回 |
| 1,500株以上2,500株未満 | お食事券2枚×年2回 |
| 2,500株以上3,500株未満 | お食事券3枚×年2回 |
| 3,500株以上4,500株未満 | お食事券4枚×年2回 |
| 4,500株以上 | お食事券5枚×年2回 |
なかなか自分のお財布を使っては手が出しにくいフグのコース料理も優待であれば手が届きそうな気もします。
家族や友人と楽しむのであれば、全国おとりよせ「くつろぎセット」がお得です。ただし、お食事券の有効期限は約半年なので、お食事券を貯めて使うことはできません。
このため「くつろぎセット」を使うには、1,500株以上の保有が必要です。ちょっとハードルが高めですね。
東京一番フーズ(3067)株価・業績・状況
会社概要
東京一番フーズの設立は平成8年。関東圏内で、「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」「おいしい寿司と活魚料理 魚の飯」「ふぐ料理専門店 ふぐよし総本店」「うまい寿司と魚料理 魚王KUNI」などの運営。
上場市場は東証一部。2006年に上場。
業績
ここ数年は、増収傾向ではありますが、人件費などによるコスト増に押される形で利益ベースでは伸び悩んでいます。
出店エリアが一都三県に集中していることを考えると、新型コロナウィルによる影響は大きくなることが予想されます。
影響が長引けば体力勝負にもなってきますが、2020年3月時点の自己資本比率は55.9%。利益剰余金は926百万円となっており、すぐに苦しい状況にはならないのではないかと思います。
単位：百万円
| 【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益（円） | 1株配（円） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 連14.9 | 3,530 | 297 | 320 | 210 | 24.7 | 0 |
| 連15.9 | 3,816 | 315 | 345 | 220 | 25.7 | 5 |
| 連16.9 | 3,852 | 18 | 39 | 21 | 2.4 | 5 |
| 連17.9 | 4,087 | 103 | 122 | 31 | 3.6 | 5 |
| 連18.9 | 4,304 | 125 | 150 | 85 | 9.9 | 5 |
| 連19.9 | 4,619 | 177 | 189 | 99 | 11.3 | 5 |
株価
減益傾向が続いているため、ピークの2015年からはだいぶ調整が進んでおり、およそ半値の水準に。
2020年2月下旬のコロナショック、その後の戻しも他の銘柄に比べると小幅にとどまっているように見えます。
出展：Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）-倍（赤字決算見込みのため）、予想PBR（純資産倍率）が2.48倍（2020年7月17日時点）。
大きな変動期にあるため、指標による状況判断は難しい状況です。もともと減益傾向であったため、コロナウィルスの流行が収まっても、すぐに株価が戻るのは難しいかもしれません。
東京一番フーズ(3067)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】：★★★☆☆
・お食事券の金額は保有株数によって変化します
・権利確定は年2回、3月と9月
・主な事業は「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」「おいしい寿司と活魚料理 魚の飯」「ふぐ料理専門店 ふぐよし総本店」「うまい寿司と魚料理 魚王KUNI」の運営など
・事業の方はコロナ以前からやや減収傾向。コロナ流行で2021年は赤字決算を見込む
| 評価のポイント | 評価 |
| 優待品の魅力度 | ★★★★ |
| 優待＋配当利回りの水準 | ★★★ |
| 経営の安定性（規模・決算内容） | ★★ |
| 今後の成長期待・株価の割安さ | ★★ |
| 優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
| ５．０９％ | ０．００％ | ５．０９％ |
| 見出し | 内容 |
| 単元株数 | １００株 |
| 最低購入金額 | ５万１,０００円程度 |
| 決算月 | ３月 |
| 優待取得最低株数 | ５００株 |
| 優待取得最低価格 | ２５万５,０００円程度 |
| 優待権利確定月 | ３月、９月 |
※株価：510円。予想配当金：1株あたり0円。優待品：12,960円（500株/とらふぐ亭 泳ぎとらふぐコース一人前・年2回を選択した場合）で計算しています。（算出日：2020年7月17日）
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