東和フードサービス(3329)の株主優待
東和フードサービスの株主優待は、自社店舗で使えるお食事券です。株主優待の権利確定日は年2回、4月末日と10月末日です。
お食事券は「椿屋珈琲」、パスタ&ケーキの「ダッキーダック」、イタリアンダイニング「DoNA」、鉄板ステーキ「こてがえし」「ぱすたかん」などで利用できます。
保有株数によって、もらえるお食事券の金額は異なります。
株数 | 4月権利確定 | 10月権利確定 |
100株以上 | 1,500円分のお食事券 | 1,000円分のお食事券 |
200株以上 | 2,000円分のお食事券 | 1,500円分のお食事券 |
400株以上 | 3,500円分のお食事券 | 3,500円分のお食事券 |
800株以上 | 7,000円分のお食事券 | 7,500円分のお食事券 |
2,400株以上 | 12,000円分のお食事券 | 12,000円分のお食事券 |
4,000株以上 | 18,000円分のお食事券 | 18,000円分のお食事券 |
お食事券に替えて優待品を希望することもできます。優待品は東和フードサービスが決めたものが送付されてくるため、毎年同じものではありませんが、コーヒーのドリップパックや焼き菓子が送られてくることが多いようですね。
- 株主優待券がもらえるのは年に2回。権利確定日は4月末日と10月末日
- お食事券は1枚500円。1,500円分のお食事券なら500円券×3枚となります
- お食事券が利用可能な店舗はこちら
100株保有で1年間でもらえるお食事券は2,500円分。100株保有で優待利回りを計算すると1.91%(2020.11.20)となります。2021年度の予想配当は6円なので、予想配当利回りは0.46%。
総合利回りは2.37%となります。年2回の優待がもらえるのはうれしいですが、少し迫力に欠けますね。
東和フードサービス(3329)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
東和フードサービスの設立は1974年。主な事業は、椿屋珈琲やダッキーダックなどの喫茶店やレストランチェーンを首都圏で運営しています。
上場市場は東証JASDAQ。
業績
ここ数年は堅調な業績が続いていましたが、2020年に入ってからは新型コロナウィルスの影響で苦戦しています。
2021年度決算の第1四半期は、経常利益ベースで396百万円の赤字。ただし、企業規模は必ずしも大きくないものの、有利子負債は少なく、自己資本率も74.6%と高めの水準を維持しています。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
単18.4 | 11,082 | 664 | 691 | 423 | 52.5 | 10.8 |
単19.4 | 11,305 | 487 | 542 | 279 | 34.6 | 12 |
単20.4 | 10,230 | 112 | 166 | -23 | -2.9 | 9 |
会21.4予 | 8,500 | -150 | -50 | 160 | – |
株価(2020.11.20)
2004年の上場以来、ゆるやかな上昇傾向が続いていましたが、2017年に大きく値を上げてからは、一旦、調整の動きとなっています。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)353.78倍、予想PBR(純資産倍率)が2.05倍(2020年11月20日時点)。
PERについては、利益が極端に下がった結果を反映したものであるため、指標としてはあまり意味がない数値となっています。
ただ、PBRで見ても少し株価は割高と言えそうです。
東和フードサービス(3329)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★ |
優待利回り | 予想配当利回り | 総合利回り |
1.91% | 0.46% | 2.37% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 13万1,000円程度 |
決算月 | 4月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 13万1,000円程度 |
優待権利確定月 | 4月、10月 |
※株価:1,310円。予想配当金:1株あたり6円。優待品:2,500円相当(100株)で計算しています。(算出日:2020年11月20日)
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