ユナイテッドスーパーマーケットHDの株主優待はマルエツ、カスミ、MaxValu関東で使える割引券！

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(3222)の株主優待

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの株主優待は、マルエツ、MaxValu関東などの店舗で使える割引券、またはお米や横須賀海軍カレーなどの優待品です。

以下のスーパーマーケットで利用できる割引券です。

割引券は1,000円の商品購入あたりで100円分を使うことができます。割引率で言えば単純に10%と少し迫力には欠けますが、日常の買い物を行うスーパーで利用できるため、利便性は高そうですね。

保有株数によってもらえる割引券の金額は異なります。

優待品を選択した場合、株数ごとに以下の商品を選択することができます。

保有株数	選択できる優待品
100株以上	新潟産こしひかり（2kg）横須賀海軍カレー（200g×5袋）繁盛店ラーメン（8食分）はちみつ梅干「塩分約6％」（300g）小豆島そうめん（1㎏）
1,000株以上	新潟産こしひかり（5kg）横須賀海軍カレー（200g×12袋）繁盛店ラーメン（20食分）はちみつ梅干「塩分約6％」（900g）小豆島そうめん（2.85㎏）

優待品は権利確定日ごとに年2回選択できます。2月にはお米、8月には横須賀海軍カレーなどのように別々の優待品を選択することができます。

割引券を選択した場合で優待利回りを計算すると、優待利回りは4.82%(2020.10.7）。配当利回りは1.29%ほどとなり、総合利回りは6.1%と悪くありません。

ただし、割引券は1,000円利用あたりで100円分しか利用できないため、かなり頻繁にスーパーを利用することが条件でしょうか。

しかも毎回100円分の割引券をレジで出すのはちょっと面倒かもしれません。

ユナイテッド・スーパーマーケットHDの設立は2015年。マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の3社が経営統合をすることで発足しました。

主な事業は関東におけるスーパーマーケットの運営。

上場市場は東証1部。

ここ数年は売上げは伸びず、利益は減少する方向となっており、冴えません。

2020年は52億円の特別損失を計上したことにより、最終利益は大幅減となりました。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
連18.2	692,248	14,068	14,188	7,452	57.3	16
連19.2	694,323	11,811	12,253	5,308	41.4	16
連20.2	691,660	9,357	9,627	1,636	12.8	16
会21.2予	702,000	10,000	10,200	2,100	–

上下動はあるものの、株価は1,000円を挟む形で横ばいが続いています。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）22.95倍、予想PBR（純資産倍率）が1.09倍（2020年10月7日時点）。

利益が伸びていない現状から考えると、少し割り高にも思えます。買うなら1,000円は下回る位置で買いたいな、とは思います。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

優待利回り	予想配当利回り	総合利回り
４．８２％	１．２９％	６．１１％