WDI(3068)の株主優待
WDIの株主優待は、カプリチョーザやウルフギャング・ステーキハウスなどで利用できるお食事券とお食事などで割引が受けられるVIPカードです。
出展:WDIホームページ
もらえるお食事券の金額は保有株数によって異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上500株未満 | VIP CARD + お食事券(3,000 円分) |
500株以上1,000株未満 | VIP CARD + お食事券(20,000 円分) |
1,000株以上2,000株未満 | VIP CARD + お食事券(30,000 円分) |
2,000株以上3,000株未満 | VIP CARD + お食事券(40,000 円分) |
3,000株以上5,000株未満 | VIP CARD + お食事券(50,000 円分) |
5,000株以上 | VIP CARD + お食事券(60,000 円分) |
継続保有期間が5年以上ならお食事券+3,000円
VIP CARD (WDI VIP CARD)について
単元株(100株)以上保有の株主全員に付与される株主専用のカード。
お食事の際のお食事金額(物品購入金額)より、サービス料及び消費税を控除した金額から、20%を値引き。但し、パーティー・ウエディングのご利用時は対象外。
また、一部商品(チャリティ商品等)は対象外。
有効期限は贈呈翌年の6月末日まで。
利用可能店舗の一覧はこちら。
ただし、以下の店舗での利用は行えません。
<対象外店舗>
・エッグスンシングスの一部店舗
・ロメスパバルボア
・うつけ
・サービスエリア「ネオパーサ浜松」内店舗
・ウルフギャング・ステーキハウス
優待利回りはともかく、人気のウルフギャングステーキハウスをはじめとして、カプリチョーザ、Tony Roma’s、エッグスンシングス、ババガンプ・シュリンプなど人気のレストランで利用できるのはうれしい優待です。
VIPカードがウルフギャングを対象外にしているのは残念ですね。
WDI(3068)会社概要・業績・株価・今後の展望
会社概要
WDIの設立は1954年。日本国内だけではなく、ハワイ、グアムをはじめ、ニューヨーク、ロサンジェルス、パリなどでもレストランチェーンを展開しています。
また、古くはハードロックカフェ、最近ではウルフギャング・ステーキハウスやエッグスンシングスなど大きな話題となるレストランチェーンも多く、店舗のプランニングにも強みを持ちます。
業績
ここ数年は、好業績が続いていましたが、2020年3月期決算は一転して大幅減益に。
減益の原因は主に新型コロナウィルスの流行によりますが、2020年3月期決算は、まだ緊急事態宣言が発令れる前に閉めた決算期になります。
休業要請は2020年4月に発令されているため、休業等による本格的な影響は、この後の決算に反映されます。
休業期間中の期間にどの程度の影響が出たかは、8月12日の第1四半期決算を待たなくてはなりませんが、WDIの財務状況は必ずしも盤石ではありません。
また、緊急事態宣言が解除されたからといてt、すぐに売上水準が戻るとは思えません。
2020年3月期決算の時点で自己資本比率は14.8%。現金および預金は30億円ほどありますが、1年以内に返済予定の借入金も23億円ほどあります。
単純に流動資産から流動負債を引いても差額は3億円程度。利益剰余金を見ると9億円円ほどとなっています。
年間の売上高は300億円規模なので、もしも20%程度売上げが落ちたとしても60億円ほどの売上げ減となります。
もちろん、コスト削減も進めることと思いますので、このままの金額が会社からの持ち出しとなる分けではありませんが、手元資金は少し心もとないようにも思います。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.3 | 23,691 | 891 | 889 | 141 | 22.3 | 8 |
連16.3 | 27,629 | 1,514 | 1,420 | 461 | 72.9 | 10 |
連17.3 | 27,158 | 1,476 | 1,459 | 326 | 51.6 | 12 |
連18.3 | 28,737 | 1,339 | 1,234 | 72 | 11.4 | 12 |
連19.3 | 29,783 | 1,687 | 1,726 | 394 | 62.3 | 15記 |
連20.3 | 29,876 | 406 | 360 | -622 | -98.3 | 0 |
株価
5年チャートでみると分かりづらいですが、WDIは2009年ごろの株価200円台から、2015年の1,750円超えまで、一気に上げています。
1,000円付近は強力なサポートラインとして機能するものとは思いますが、もしもこのラインを下回ると短期的には想定していたよりも大きな下落もあるかもしれません。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)-倍(赤字決算見込みのため)、予想PBR(純資産倍率)が4.64倍(2020年7月17日時点)。
大きな変動期にあるため、指標による状況判断は難しい状況です。
人気店を次々に展開していたWDIであるだけに、コロナウィルスの流行など、予期しない急激な市況の変化には脆い可能性もあり、気になります。
ただし、人気店を次々に世に出せるWDIであるだけに、ここを乗り切ればもう一段上に向かう可能性もありそうです。
個人的にはWDIさんの傘下のお店はよく使う店なので、頑張って欲しいものです。
WDI(3068)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
・お食事券の金額は保有株数によって変化します
・権利確定は年1回、3月のみ
・主な事業はウルフギャングステーキハウスをはじめとして、カプリチョーザ、Tony Roma’s、エッグスンシングス、ババガンプ・シュリンプなどのの運営が主
・ここ数年、事業は好調も手元資金は大きくはなく、経済危機においては少し不安も
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
2.14% | 0.00% | 2.14% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 14万100円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 500株 |
優待取得最低価格 | 14万100円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:1,401円。予想配当金:1株あたり0円。優待品:3,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年7月17日)
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