アサヒグループホールディングス(2502)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・優待取得には100株以上の保有が必要
・権利確定は年1回(12月)
・主な事業はビールの製造販売
・最近の業績は安定
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.28% | 2.97% | 3.25% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 35万6,800円程度 |
決算月 | 12月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 35万6,800円程度 |
優待権利確定月 | 12月 |
※株価:3,568円。予想配当金:1株あたり106円。優待品:1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年3月31日)
アサヒグループホールディングス(2502)の株主優待
アサヒグループホールディングスの株主優待は、自社製品詰め合わせなどから選択です。
- 株主限定プレミアムビール
- 酒類商品詰め合わせ
- 清涼飲料水・食品詰め合わせ
- アサヒグループ環境基金「水の惑星」に参加
- 東日本大震災復興支援基金への寄付
株主優待の権利確定日は年1回、12月のみ。発送は翌年の4月中旬から5月下旬ころ。
保有株数ともらえる優待相当金額の関連は以下の通り。どの商品、寄付を選んでもこのテーブルが適用されます。
保有株式数 | 株主優待の内容 |
100株以上500株未満 | 1,000円相当のグループ商品詰め合わせ等 |
---|---|
500株以上1,000株未満 | 2,000円相当のグループ商品詰め合わせ等 |
1,000株以上 | 3,000円相当のグループ商品詰め合わせ等 |
株主限定プレミアムビール
酒類商品詰め合わせ
清涼飲料水・食品詰め合わせ
アサヒグループホールディングス(2502)株価・業績・状況
前身のアサヒビールの設立は1949年。国産ビールの最大手。業界を代表するトップ企業で日経平均採用銘柄でもあります。
ここ数年の業績は、増収増益傾向。激戦のビール業界においても、じりじりとライバルとの差を広げています。
直近の2019年12月決算も、わずかに2018年12月期実績に及ばなかったものの、まずまずの成績でした。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.12 | 1,857,418 | 135,119 | 145,946 | 76,427 | 166.3 | 50 |
連16.12 | 1,706,901 | 136,889 | 150,068 | 89,221 | 194.8 | 54 |
連17.12 | 2,084,877 | 183,192 | 196,984 | 141,003 | 307.8 | 75 |
連18.12 | 2,120,291 | 211,772 | 207,308 | 151,077 | 329.8 | 99 |
連19.12 | 2,089,048 | 201,436 | 197,391 | 142,207 | 310.4 | 100 |
会20.12予 | 2,135,000 | 203,500 | 200,000 | 143,000 | – |
ここ数年、チャート上はなだらかな右肩上がりの形を形成しており、6,000円の大台をうかがう展開が続いていましたが、コロナショックで急落。
非常時には評価益の出ている資産は換金されやすいので、その流れに従った形でしょうか。
また、飲食店やイベントの自粛も相次いで行われているため、売上自体への影響も無視はできないはずです。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が8.68倍、PBR(純資産倍率)が1.31倍(2020年3月31日現在)とPERベースでみると市場平均と比べて割高水準まで調整が入っています。
コロナショックが売上げにどの程度の影響をあたえるか、現時点では予測も困難な為、この価格が安いか高いかは判断の難しいところではあります。
ただ、想定以上の業績悪化で、さらに株価が下落したとしても、数年スパンででも売上げが回復する可能性がたかく、「あの頃はお買い得だった」と振り返る水準かもしれませんね。
項目 | 評価 |
規模 | 大型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割安 |
参考資料
コメント