コモ(2224)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★☆☆☆
・単元株保有でもらえます
・1,000株以上保有なら年6回の優待
・優待権利確定は3月のみ
・ここ数年の業績は堅調
・指標的には割高水準
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
1.18% | 0.27% | 1.45% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 25万5300円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 25万5300円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:2,553円。予想配当金:1株あたり7円。優待品:3,000円で計算しています。(算出日:2020年2月20日)
コモ(2224)の株主優待
コモの株主優待は、自社製品詰め合わせです。
単位株でもらえる優待は3,000円相当品。保有株数が増えると優待品がアップグレードされるケースはよくわりますが、コモの場合は少し変わっています。
保有株数が1,000株以上の場合、なんと株主優待が年6回もらえます。すごいような気もしますが、単位株で年1回もらえるなら、利回り的には年1回の方がお得。
年12回やってきてイーブンですが、さすがに毎月は要らない気もします。
株主優待の権利確定は年1回、3月のみ。
単位株以上1,000株未満の場合、発送時期は5月。1,000株以上の場合、6月から翌年の4月まで偶数月に発送されます。
コモ(2224)株価・業績・状況
コモの創業は1982年。上場が1997年。大手・中堅の上場しているパン屋さんは1940年代に創業している会社が大半なので、上場パン屋さんの中では後発です。
その分、こだわりがあって北イタリア原産のパネトーネ種を利用したパンを作っています。
直近の2019年3月期決算を見ると売上高が580億円規模、経常利益が2.4億円となっています。過去5年をみると、ほぼ横ばいか、わずかではありますが増収・増益基調といえるくらい。
株価もご覧のとおり、アベノミクスで押し上げられた後、それほど大きな動きはありません。
出展:Yahoo! Finance |
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が38.56倍、PBR(純資産倍率)が6.09倍(2020年2月17日現在)とPERベースでもPBRベースでも割高水準。
2020年3月決算期も、ここまでの3/4四半期は好調で、経常利益も3億円を超すのは確実で、最高益かもしれませんが、それでもこの数字は説明できません。
今となっては新興・高成長企業とは言えないコモではありますが、市場の期待が大きいのでしょうか。
固定フアンと株主優待が株価を支えている可能性はありますが、現在の資産状況、利益水準から考えると、やはり割高なように思えます。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割高 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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