コア(2359)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★☆
・選べる博物館は、東京、奈良、九州の3種類
・優待権利取得は200株以上
・権利確定は年1回(3月)
・主な事業は組み込みソフトウェアの開発など
・最近の業績は増収増益基調
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
2.33% | 2.51% | 4.84% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 10万7,400円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 200株 |
優待取得最低価格 | 21万4,800円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:1,074円。予想配当金:1株あたり27円。優待品:5,000円(200株)で計算しています。(算出日:2020年3月11日)
コア(2359)の株主優待
日本駐車場開発の株主優待は、博物館の年パスです。
株主優待の権利確定日は3月/年1回。
博物館は以下の3種類。この中からひとつを選択できます。
- 東京国立博物館 (メンバーズプレミアムパス)
- 奈良国立博物館 (プレミアムカード)
- 九州国立博物館 (メンバーズプレミアムパス)
各博物館のページで確認してみましたが、上記の3博物館のパスの値段は、それぞれ5,000円、5,000円、3,100円でした。
住んでいる地域で行ける博物館は異なるので、あまり意味がない比較ですが、優待利回りでは東京と奈良が高いようです。
コア(2359)株価・業績・状況
日本駐車場開発の設立は1969年。SIerさんとしては、かなり歴史のある会社ですね。
従業員数は1,540名(連結/2019年4月時点)。SIerさんではありますが、サーバ上で動くソフトウェアの開発よりも、家電製品などで動く、いわゆる組み込みソフトウェアの分野で強みを持ちます。
過去5年業績は増収増益傾向。単に売上げと利益が伸びているだけではなく、利益率が改善され続けているのは凄いですね。
特にここ数年は人で不足に起因する人件費の高騰があり、労働集約型の産業については向かい風と言ってよい環境の中で、利益率を伸ばすのは難しいはずです。
ただし今期決算(2020年3月)については、少しブレーキがかかりそうです。
3Qまでの経常利益の累計が1,148百万円となっており、単純計算では目標の1,800百万円には達しません。2019年実績と比較しても難しい数字なので、今期は減収となる可能性があります。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.3 | 18,925 | 644 | 667 | 370 | 27.0 | 20 |
連16.3 | 19,195 | 754 | 810 | 514 | 37.1 | 20 |
連17.3 | 19,379 | 1,158 | 1,226 | 803 | 57.5 | 20 |
連18.3 | 20,609 | 1,304 | 1,359 | 922 | 65.6 | 20 |
連19.3 | 20,464 | 1,616 | 1,677 | 1,248 | 87.9 | 25記 |
連20.3予 | 22,000 | 1,800 | 1,800 | 1,270 | 89.6 | 27 |
ここ数年の好調な収益のわりには株価は伸びていないように思います。2020年初の下げは、今期決算を見込んで下げたというよりは、コロナショックにひっぱられた下げでしょう。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が11.77倍、PBR(純資産倍率)が1.43倍(2020年3月11日現在)となり、市場平均に比べてやや割安レベル。
最近の株価の下落により割安となった側面もありますが、好調期にそれほど株価が上がらなかったため、株価が割安水準に放置されたようにも見えます。
1,000円割れならバーゲン水準かもしれません。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 増収増益基調 |
配当 | 増配傾向 |
株価 | やや割安 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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