ハイパー(3054)の株主優待
ハイパーの株主優待は、クオカードです。
出展:ハイパーHP
大きな規模の会社ではありませんが、比較的業績は安定しています。優待+配当利回りで3%台というのは、悪くはわりませんが、少し探せば同じくらいの条件の銘柄は多くあります。
クオカードがもらえる優待であれば、こちらのページが参考になるかもしれません。
複数の銘柄を持つのであれば、業種を分けて選んでみるのも良いですね。
ハイパー(3054)株価・業績・状況
会社概要
ハイパーの設立は1990年。従業員数は212名(2019年12月末時点)。主な事業は以下の通り。
・コンピュータ及びその周辺機器の販売及び設置設定・保守
・通信機器、事務機器、オフィスオートメイション機器の販売及び設置・保守
・情報処理サービス業及びソフトウェアの企画・開発・販売
・インターネットを利用した通信販売及びホームページの企画制作
いわゆるSIerさん、ソフトウェアベンダというよりは、企業に対して自社以外のハード、ソフトを組み合わせて納品するというタイプのIT事業者です。
IT関連の便利屋さん的な位置づけの会社です。
業績
業績は比較的安定しています。売上高にはそれほど大きな変動はありません。ただ2017年-2019年は人件費の増大などによるコストの増大から利益率を落とす会社が多かった中では、きちんと収益を守ることができているように見えます。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.12 | 22,268 | 338 | 341 | 203 | 24.1 | 9 |
連18.12 | 22,147 | 344 | 348 | 183 | 21.6 | 9 |
連19.12 | 25,139 | 544 | 543 | 334 | 38.7 | 9 |
会20.12予 | 24,500 | 500 | 500 | 320 | – |
2019年12月決算をみると、その前の二年度に比べて改善しています。
出展:ハイパーIRページ
固定負債が減少したことで、自己資本比率も増大し、安定度が増しています。
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)16.19倍、予想PBR(純資産倍率)が1.76倍(2020年7月1日時点)。
業績的には増収増益基調といえる現状からすると、ほんの少し割高に思えるPERも妥当な範囲内と言えそうです。
ハイパー(3054)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
・保有株数による額面の増減はありません
・権利確定は年1回、12月のみ
・主な事業は、コンピュータ及びその周辺機器の販売及び設置設定・保守など
・ここ数年の業績は安定~やや増収増益基調
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
1.74% | 1.56% | 3.30% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 5万7,600円程度 |
決算月 | 12月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 5万7,600円程度 |
優待権利確定月 | 12月 |
※株価:576円。予想配当金:1株あたり9円。優待品:1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年7月1日)
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