飯田グループHDの株主優待は江の島アイランドスパ利用券4枚！首都圏在住者にはおすすめです！

飯田グループホールディングス(3291)の株主優待

飯田グループホールディングスの株主優待は、江の島アイランドスパの利用権です。もらえる利用券の枚数は4枚。この利用券でプールと温泉の両方が利用できます。

優待獲得に必要な株数は100株。ただし、100株以上保有していてももらえる利用券の枚数は4枚です。

江の島アイランドスパのワンデイパスは1枚3,175円。これが4枚で12,700円になります。

この金額で優待利回りを計算すると100株保有した場合の優待利回りは5.67%(2020.11.10)となります。

これに予想配当利回りが2.10%ほどもらえることを考えると、総合利回りは7.77%となりかなり高利回りの銘柄と言えます。

難点を言えば、1施設でしか利用できない優待であるにもかかわらず、代替品が選択できない点でしょうか。首都圏在住者意外には厳しい優待と言えそうです。

飯田グループホールディングスの設立は2013年。一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの6社が共同で株式移転を行い、持ち株会社を設立しました。

主な事業は戸建分譲事業、マンション分譲事業、請負工事事業など。

上場市場は東証1部。

ここ数年は売上高こそ緩やかに上昇しているものの、利益水準を切り上げることができず、増収減益傾向となっています。

ただし2021年決算は、新型コロナウィルスの影響の直撃があったにもかかわらず、中間決算までで経常利益ベースで51,275百万円の黒字となっています。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	税前利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
17.3	1,232,476	113,647	110,878	76,741	266.1	54
18.3	1,335,386	103,755	100,316	69,542	241.2	60
19.3	1,344,987	97,111	94,123	65,469	227.0	62
20.3	1,402,019	83,513	78,766	53,752	186.4	62

2013年の上場以来、上下動はあるものの、概ね横ばいと言える状況が続いています。それでもここ7年で下は1,200円、上は2,500円となっており、振れ幅はそれなりに大きいと言えます。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）12.39倍、予想PBR（純資産倍率）が0.78倍（2020年11月10日時点）。

指標面から見ると、ほぼ適正水準と言えそうです。

おすすめ度【総合】：★★★★☆

優待利回り	予想配当利回り	総合利回り
５．６７％	２．１０％	７．７７％