カワチ薬品の株主優待は店舗で使える割引券!新型コロナ流行も追い風に?

3月の株主優待

カワチ薬品(2664)のおすすめ度・評価

おすすめ度:★★★☆☆

・株主優待は自社店舗で使える割引券
優待取得は100株以上
権利確定は年1回3月15日
保有株数により優待内容のupグレードあり
・主な事業は北関東を地盤としたドラッグストア
・足元の業績は安定
優待利回り配当利回り合成利回り
2.19%1.97%4.16%
見出し内容
単元株数100株
最低購入金額22万8,500円程度
決算月3月15日
優待取得最低株数100株
優待取得最低価格22万8,500円程度
優待権利確定月3月15日

※株価:2,285円。予想配当金:1株あたり45円。優待品:5,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年4月9日)

カワチ薬品の最新株価はこちら

 

カワチ薬品(2664)の株主優待

カワチ薬品の株主優待は、カワチ薬品店舗で利用できる割引券です。

権利確定日は年1回。3月のみ。ただし権利確定日は3月末日ではなく、3月15日であるのでご注意ください。発送は6月下旬ころになります。

もらえる割引券の金額は保有株数によって異なります。

保有株数継続保有期間1年未満
100株以上500株未満5,000円相当
500株以上1,000株未満10,000円相当
1,000株以上15,000円相当

 

利用にあたっての注意点は以下の通り。余った冊子をお米と交換してもらえるのはうれしい心配りですが、1冊分でも使い切るのはなかなかたいへんな気がします。

  • 優待券は1冊あたり100円券×50枚で5,000円
  • 買い物1,000円あたりで1枚(100円分)の利用が可能
  • カワチ薬品全店で利用可能
  • 未使用の優待券は1冊あたりお米5kgと交換可能

 

カワチ薬品公式株主優待ページはこちら

カワチ薬品(2664)株価・業績・状況

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カワチ薬品の設立は1980年。社員数は2,553名(2019年3月時点)。北関東を地盤として、東北・甲信越に多くの店舗を構えるドラッグストアです。

競争の厳しいドラッグストア業界ですが、カワチ薬品の売上高ランキングは9位。売上規模では首位のツルハの3分の1くらいになります。

 

 

ここ数年の業績ですが、売上高については、おおむね横ばい。ただし、経常利益に関しては下降気味に見えるのは気になります。

足元の2020年3月期は、第3四半期までで経常利益は4,546百万円。通期では6,000百万円に少し届かない程度となりそうですが、2020年1月-3月期は、新型コロナウィルの流行の影響でドラッグストアの売上げは伸びている可能性もあります。

【売上高~利益】単位:百万円

【業績】売上高営業利益経常利益利益1株益(円)1株配(円)
連17.3266,4235,7237,0623,510153.545
連18.3268,2054,5736,0603,869169.745
連19.3264,9263,8865,5172,01688.445
会20.3予267,0004,8005,9003,700

 

チャートで見ると減益傾向にひきずられる形で、株価は2017年初から下降気味の展開でしたが、2020年の決算で前期比プラスの見通しが広がると、2019年央からやや上昇基調に。

2020年に入ってからは新型コロナウィルスの流行から、売上増大がイメージされて上げ幅を増やしています。

出展:Yahoo!ファイナンス

足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が13.61倍、PBR(純資産倍率)が0.55倍(2020年4月7日現在)とPERベースでみると市場平均に比べてほぼ適正水準。

PBRベースでみると割安ですね。ドラッグストア業界は、企業の統廃合が進む業界再編はまだ終わっていないようにも思います。

再編のターゲットとなった場合には、株価が大きく動く可能性もあり、少し気になる銘柄です。

 

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