ラクトジャパンの株主優待はクオカードかカタログギフト！株価は4年で7倍の成長銘柄！

ラクトジャパン(3139)の株主優待

ラクトジャパンの株主優待は継続保有期間3年未満なら1,000円分オリジナルクオカード、継続保有期間3年以上であれば3,000円相当のオリジナルカタログギフトになります。

継続保有期間3年以上でもらえるカタログギフトで選択できる商品は以下の通り（2020年8月時点）。ソーセージを除けば、残りは全部乳製品になります。

継続保有期間3年未満（クオカード）なら優待利回りは0.28％、継続保有期間3年以上（カタログギフト）でも0.84％とそれほど大きな水準にはなりません（2020.8.28）。

配当自体も30円予想と悪くありませんが、株価が3,500円を超えていることを考えると配当利回り重視という線でも、あまり魅力には感じません。

一方、株価は過去4年で7倍の値上がりを見せており、値上がり期待銘柄と言えそうです。

ラクトジャパン創立は1998年。乳製品の輸入を行う専門商社です。自社で製造・販売を手掛ける森永乳業や明治乳業とは企業規模以前にビジネスモデル自体が異なります。

上場市場は東証1部。

業績は好調が続いています。

2021年11月決算期は、第2四半期までの経常利益は1,433百万円。緊急事態宣言下では、さすがに売上げ自体は縮小したものの、利益水準はきちんと守れています。

利益の中身を見ると粗利自体も改善していますが、為替変動による一時的な要因もあり、2021年通期ではさすがに減収となるものと予想します。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
連17.11	101,334	1,923	2,522	1,755	179.5	19記
連18.11	115,440	3,009	2,612	1,784	182.3	20
連19.11	116,794	3,144	2,746	1,963	200.1	22
会20.11予	130,000	‥	3,000	2,100	–

一本調子で上がり続けた株価も4,000円を超えたあたりで調整ムードに入っています。ただ、強く下に押し返す雰囲気でもなく、再び業績が上向けば、もう一段の高値トライもありそうな情勢ですね。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）16.6倍、予想PBR（純資産倍率）が2.08倍（2020年8月28日時点）。

ここ数年で株価が大きく上がった割りには、PERもPBRもそれほど大きな水準にはなっていません。楽観的な将来見通しによらず、業績を評価する形で株価が形成されているとみて良いでしょう。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

・継続保有期間3年未満なら1,000円分のクオカード、3年以上なら3,000円相当のカタログギフトがもらえます
・100株以上の保有であれば優待内容は変わりません
・権利確定日は年1回、5月のみ
・主な事業は、乳製品関連の流通・卸し
・増収増益基調が継続。株価は4年で7倍に

優待利回り	配当利回り	総合利回り
０．２８％	０．８４％	１．１３％