丸善CHI-HDの株主優待は丸善やジュンク堂書店で利用できるお買物券！

丸善CHIホールディングス(3159)の株主優待

丸善CHIホールディングスの株主優待は丸善やジュンク堂書店で利用できるお買物券です。

もらえるお買物券の額面は保有株数によって異なります。

単元株保有で、優待利回りは1.33％(2020.9.3)。予想配当利回り0.53％で合わせて1.87％。が大きくはありませんが、とにかく粗利益率の低い書店業なので頑張っている方かな、とは思います。

丸善CHIホールディングスの設立は2010年。丸善と図書館流通センターの経理統合により発足しました。主な事業は丸図書販売と図書館運営受託業務、出版などを行っています。

上場市場は東証一部。

売上高で見ると横ばいですが、利益面で見ると増収が続いています。

構造的には書籍販売、出版などの売上げが低下傾向にある代わりに、図書館サポート事業の取扱高が大きくなった結果、利益率が改善し、売上高が変わらないにも関わらず増収となっている構造です。

今後に関しても、電子化の進行によって書店営業は長期低落傾向が続くものと考えられる一方で、図書館などの施設も一方的な拡大も見込めないため、どこかで現行のモデルは限界に達するのではないかと思います。

余力がある内に新しい収益源を見つける必要がありそうですね。。。言うは易しですけれど。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
連15.1	168,812	2,024	1,897	845	9.1	0
連16.1	175,137	2,204	2,226	1,025	11.1	0
連17.1	178,405	2,032	2,013	539	5.8	0
連18.1	178,349	2,301	2,255	-321	-3.5	0
連19.1	177,041	3,191	3,116	2,424	26.2	2記
連20.1	176,258	3,454	3,299	2,077	22.4	2

過去5年レンジで見ると大半の期間で350円～400円のレンジで推移しており、大きな動意はありません。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）26.79倍、予想PBR（純資産倍率）が0.9倍（2020年9月3日時点）。

PER的には少し高いと言えそうです。一応増益基調にはあるものの、現行ビジネスでここからさらに利益を2倍に伸ばすのは、なかなか難しいのではないかと思います。

そうすると、株価を400円を超えてあげて行くイメージが湧きません。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

・株主優待は丸善やジュンク堂書店で利用できるお買物券
・保有株数によってもらえるお買物券の額面は異なります
・権利確定日は年1回、7月のみ
・主な事業は書店運営、出版、図書館サポート業など
・ここ数年の業績は堅調

優待利回り	配当利回り	総合利回り
１．３３％	０．５３％	１．８７％