モロゾフ(2217)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・オンラインショップでの割引もついてきます
・保有株数によりアップグレードあり
・優待権利確定は7月
・ここ数年業績は比較的好調も足元は減益基調
・消費税増税の打撃を吸収しきれれば反転か?
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.40% | 2.02% | 2.43% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 49万4000円程度 |
決算月 | 7月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 49万4000円程度 |
優待権利確定月 | 7月 |
※株価:4,940円。予想配当金:1株あたり100円。優待品:2,000円で計算しています。(算出日:2020年2月18日)
モロゾフ(2217)の株主優待
モロゾフの株主優待は、3つに分かれています。
- 【選択】店舗用20%割引券
- 【選択】モロゾフ自社製品
- 【共通】モロゾフオンラインショップ20%割引
単位株以上を半年以上保有していれば、オンラインショップ20%割引券はもらえます。
店舗20%割引券と自社製品は選択ですが、保有株数によっては両方をもらうこともできます。
店舗用20%割引券
モロゾフの店舗で利用できる割引券です。割引券1枚で1,000円までの利用に対して20%の割引を受けられます。
割引券は1冊20枚つづりで、単元株でも5冊もらえます。そうすると1,000円×20枚×5冊×20%で最大20,000円分の割引が受けられる計算ですね。
モロゾフの単元株の購入代金が約50万円なので、優待利回り計算をすれば4%程になります。
これとは別にオンラインショップの割引も利用できるので、効率よく利用すればさらに優待利回りの向上を図ることも可能です。
ただ20枚つづり×5冊って、つまり100枚の割引券ということなので、回数的にそんなに使えるか?というのは疑問ですけど。
モロゾフ自社製品
モロゾフ優待でもらえる自社製品は、保有株数・期間応じて4種類存在します。
- 2,000円相当の優待品(a)
- 2,000円相当の優待品(b)
- 3,000円相当の優待品(a)
- 3,000円相当の優待品(b)
店舗割引券と合わせて、どの商品が選択可能かは保有株数・期間に応じてことなります。
100株以上500株未満 | 500株以上 | |
半年以上3年未満保有 | 以下より1点を選択 ・店舗割引券5冊 ・2,000円相当の優待品(a) | 以下より1点を選択 ・店舗割引券10冊 ・3,000円相当の優待品(a) |
3年以上保有 | 以下より2点を選択 ・店舗割引券5冊 ・2,000円相当の優待品(a) ・2,000円相当の優待品(b) | 以下より2点を選択 ・店舗割引券10冊 ・3,000円相当の優待品(a) ・3,000円相当の優待品(b) |
利回り的には割引券はお得ですが、20枚つづり10冊って、さすがに使うのは難しい気もします。
モロゾフオンラインショップ20%割引
モロゾフオンラインショップで20%の割引を受けることができる権利です。
単元株を半年以上保有していれば、他の優待品をどのように選択しても利用できます。
利用制限は年4回まで、一回の買い物につき10,000円までの利用が上限となります。
この割引で受けられる最大金額は4回×10,000円×20%で8,000円ですね。そうすると利回り的には1.6%程度。
現実的ではないかもしれませんが、店舗割引券を完全に有効に使って、オンライン割引も完全に有効利用した場合、最大で4%+1.6%で、5.6%の優待利回りをたたき出すことも可能です。
モロゾフ(2217)株価・業績・状況
創業1931年。全国に1,244店舗を構える洋菓子の老舗です。
この会社の四半期決算を見ると面白い特徴があり、例年、第4四半期の利益がだけが1~3四半期に比べて突出して高くなります。
そう。バレンタインデーです。もしかしたらバレンタインデーで一番もうけている企業のひとつかもしれません。
ここ数年の売上高、経常利益を見ると、売上高は比較的安定していますが、利益に関して上下動があります。
過去5年で見ると2018年度とその前後の利益率は比較的高く、現在はピークを過ぎて減益基調に。株価の方も、利益の動きに合わせるように、素直な動きになっています。
出展:Yahoo! Finance |
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が18.79倍、PBR(純資産倍率)が1.07倍(2020年2月17日現在)と適正水準付近まで調整が完了しています。
利益の上下動に連動して、素直に株価も追随しているように見えるので、今後の株価についてもモロゾフの業績次第といったところでしょうか。
目先は消費税増税の影響を受けやすいこともあり厳しいかもしれませんが、増税の影響が落ち着けば、ある程度戻しそうな気もします。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 適正 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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